日曜日, 6月 20, 2010

中国が人民元の柔軟性高める方針表明、ドルペッグ制を終了へ

中国人民銀行は19日、人民元相場の柔軟性を高めると表明し、ドルへのペッグ制を終了する用意があることを示唆したという。

野田財務相は19日、「中国・アジア経済、ひいては世界経済と均衡ある成長に貢献することを期待する」と歓迎するコメントを発表したという。

オバマ米大統領は19日、「建設的な一歩だ。世界経済の均衡のとれた成長に寄与する。来週の20カ国・地域(G20)首脳会合でこの問題を議論することを楽しみにしている」と述べたという。

IMFのストロスカーン専務理事は、「為替相場の弾力性強化と金融危機前に実施していた管理変動相場制に復帰することは歓迎される進展だ」との声明を発表したという。

野田財務相、人民元相場の弾力化「世界経済の成長に貢献」 (2010-6-19)
UPDATE1: 中国が人民元の柔軟性高める方針表明、ドルペッグ制を終了へ (2010-6-19)
中国人民銀行の声明全文 (2010-6-19)
オバマ米大統領、人民元改革「建設的な一歩」と歓迎 (2010-6-19)