日曜日, 6月 20, 2010

北朝鮮と取引のアジア系銀行、米が制裁検討

安保理では韓国の哨戒艦「天安」沈没事件の協議が開始された。北朝鮮の魚雷による軍事攻撃に対し、「何の責任も問われず逃げ切る展開を許してはならない」という指摘がある。

米国に亡命したビルマ(ミャンマー)の国防省元情報機関幹部で元在米大使館幹部のアウン・リン・フトゥット氏は19、20日付のインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に寄稿し、92年より北朝鮮とビルマが軍事協力関係に至った経緯を発表したという。北朝鮮はミサイル技術をビルマに売却し、ビルマは代金としてタイに天然ガスの売って稼いだ金を充てたという。

米国は19日、北朝鮮の資金を管理する複数のアジアの銀行に対し、米国内での取引制限を柱とする金融制裁を検討しているという。制裁対象となる金額は、バンコ・デルタ・アジアの約2500万ドル(約23億円)を上回る規模という。北朝鮮は、大量破壊兵器の取引代金を複数の口座で管理しているという。

社説:国連安保理 「北」の責任逃れ許すな (2010-6-19)
北朝鮮・ミャンマー、“国交樹立”前に秘密裏連携 武器開発で協力 (1/2ページ) (2010-6-19)
北朝鮮と取引のアジア系銀行、米が制裁検討 (2010-6-19)