火曜日, 6月 22, 2010

イスタンブールで爆発、トルコ軍兵士ら4人死亡

トルコのイスタンブール西部では22日、路上に仕掛けられた遠隔爆弾で4人が死亡したという。同地では、クルド人武装組織PKKが活動を激化させているという。犯行声明は出ていないという。

イスタンブールで爆発、トルコ軍兵士ら4人死亡 (2010-6-22)

トルコは真昼にアルメニア人編集長が射殺される国である。手錠をした容疑者が逃亡したとして射殺した動画をいまも鮮明に記憶している。強い軍隊強い国というAKPの標語さえある。イスラエルに対する敵愾心をはっきり意識できる国である。

いっぽう、クルド人は欧州に散らばっており、組織化もされている。クルド人はイラク・イラン・トルコの国境にいて、それぞれの国の軍隊と争っている。軍隊を相手にテロを行うのがクルド人である。

メディアの役割とは、認識を広めることである。できるなら、数千万人のクルド人にアルメニア人を含む多民族国家としてのトルコという認識が広まって欲しい。そのために、クルド人の抗議運動として平和路線を訴えるものであるべきである。