水曜日, 6月 16, 2010

財務省、北朝鮮への送金など規制強化

財務省は16日、北朝鮮への送金の規制を強化する外国為替及び外国貿易法関連政省令を公布したという。届出の必要な北朝鮮への送金は、1000万円から300万円に、現金の持ち出しは30万超から10万円超に引き下げるという。

クローリー米国務次官補は15日、17日からの訪日について「日米同盟の重要性を確認し、前進を図れることを期待している」と述べ、「外務省、防衛省の幹部に加え、新しい官邸のキープレーヤーなど、日本の新政権のメンバーと話すことを楽しみにしている」と会談に期待を示したという。

オバマ米大統領は15日、資産凍結や北朝鮮船舶の所有禁止など北朝鮮への制裁措置を1年延長すると発表したという。延長の理由について、「朝鮮半島で兵器に使用できる核物質が拡散する恐れが、米国にとって甚大な脅威であり続けている」を挙げたという。

米国上院では、北朝鮮のテロ支援国家再指定について論議されているという。

欧州議会では17日、韓国の哨戒艦「天安」沈没事件を北朝鮮の軍事挑発行為として糾弾し、中国とロシアに対し、安保理での対北制裁決議に賛成することを促す内容の決議案を採択する予定という。

安保理では、日米英仏は今週中にも本格論議に入りたい考えという。

トルコのギュル大統領は「北朝鮮の魚雷による沈没を遺憾に思う。国連安保理の対北朝鮮制裁委員会議長国として、韓国を支援する用意がある」と述べたという。

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