金曜日, 9月 30, 2005

マイクロソフトの、多くの人間が使える「使いやすい」その製品は、他の製品に比べて、プログラムとして優れている。製品を魅惑的にする先進性と、安定性、 それを作り出すのにかかった人材と、それを呼び込むのに必要な、金銭的なインセンティブも含め、生活と頭脳労働を無駄にしたくない人間には、非常に生産性 が高い。OSに関する論議は、その前提を踏まえて、使う人間の立場に立ち、議論するべきである。

マイクロソフトのコンパイラの欠点は、1. まとまっていない、機能別になっていない 2. 説明が理念的でも、総括的でもない 3. 段階的な発展を遂げているうえに、レガシーが混在していて、バグも多い、などあげられる。

長 所としては、1. 機能が多く、何らかの形で、問題が解決できる可能性がある 2. 段階的発展の、どのステージで開発を進めても、それなりにプログラムを作ることができるだけの世界がある 3. もちろん、出来上がったソフトが速い などあげられるが、慨して言って、あまり愉快でない人間の記事を読み、歴史的意味しかない規定を意識しながら、誰で も必要だとわかりきっているコードを新たに書き足していく作業は、まさに「人生」である。

Tell us how we can make money on Java. Hello? > Sun & Google

Look at the Sun site praising student "open-source" programmers (just that they put the names on their site). Go to hell with IBM and sell PC section off.
流通コストが高い。太平洋を越えるのにかかる運搬費用よりも、日本の港から100m運ぶ料金のほうが、高いのだという(港湾使用料)。

同友会代表幹事「運輸値上げ、政府主導はおかしい」
There are always some ridiculous arguments between China and Japanese officials whenever they have the chances to talk. It may represent the domestic conflicts between the political parties, but one might argue whether the cause could be this subtle as symbolic official prayer to war heros, especially the claims are from China, of all the countries in the whole world on earth.

I happened to stand in the position those public figures should not officially favor one religion or the other (think of whatever the woe that would cause to non-believers), and the shrine does remind me of the war time cult-like state of the country. Yet, there are hardly any reason why that should in the way to negotiate political matters between the two countries.

There are other imminent and more demanding agenda that should be settled over such talks. Human rights. Natural resources. Copyright infringements. The exchange rate of yuan. Tariffs. Those issues deserve more attention and the results of the negotiation will matter more to the people in both countries.

木曜日, 9月 29, 2005

How amazing that the British newspaper interview with the Prime Minister is exactly like that of Japanese ones? Or it is not so amazing at all? Perhaps not. There is a draft for every interview.

It must be very important in Japan to be not aggressive. I wonder what would ever happen to anything? I do think where he directs us, is the way to go. Yet, would that happen in near future? Couldn't there be a better, faster way? For, timing is everything.

Don't kid us around -- the leader of our country being afraid of being called some name or the other? By whom? I don't understand. If he does want the favor of all of them, that would require the exact status of what 'the people in his own party' said. What are needed here are their agreements on some terms and not favor.

Times interview with Japanese Prime Minister: transcript

月曜日, 9月 26, 2005

なぜ人権問題としての認識がないのか、というと、政治が身近でないせいである。人権という言葉が、中国のネットで禁止されているというが、日本のメディアも、人権について語らない。

教育学的に、心理学的にいうと、「義務で生きる」ことを建前にするべきではない。他人の判断に責任を課したした決定は、その人間の持つ感覚を鈍らせ、想像力を低下させる。

資本主義の優れている点は、労働・消費が「義務」でないことにある。義務でないために、人間は消費活動によって、その自由と想像力を妨げられない。

They never understand anything but the world has changed. The only thing that Asahi insists is this -- the Buddhist principle -- the history in one phrase -- "he was born, suffered, and died". And what more to add to this? Their totalitarian principle of "stronger country, more workers"? If all that is not for each individual, I don't see why they should set the path of their way of living. In that sense, I don't care what kind of language they speak -- pure Japanese or whatever they call it.

Let us proclaim to the world -- we have more, and we need more, we need to know more and the truth and the only truth is what we look for, say good-bye to the hypes, and that let's not tolerate. Don't tolerate communist dilemma of how we can serve the state and the order that was created decades ago. We are human and nothing more and nothing less, and damn their model life and their fictions.
マカオで選挙があった。
Macau poll favors democracy group

中国共産党の支配下にある中国大陸では、新たに党を結成することが禁じられている(党禁)。

ビジネスの面においても、もちろん、このままの「不便な」「話の分からない」中国共産党政府を放置することは、マイナスである。政府高官を買収することで、問題を解決すると、社会の歪みが暴動となる。民主的に解決するべきである。

The Chinese government has starved their people by tens of millions, and has been threatening the neighboring countries ever since they formed its government after the WWII. They do not have true elections, and their leaders do not represent the Chinese people.

日曜日, 9月 25, 2005

マカオの銀行バンコ・デルタ・アジアは、北朝鮮のマネーロンダリング(資金浄化)にかかわっているという。デルタは、20年間北朝鮮と取引があり、北朝鮮 の数百万ドルの資金のロンダリングに加担しているという。デルタが資金を流した北朝鮮の偽装会社が、偽札、偽ドル札をばらまき、偽タバコを流通させ、ドラッグを取引した証拠があるという。これらの不法行為への警告がなされるとともに、米国において、バンコ・デルタ・アジアとの取引停止が提案されている。
U.S. acts against bank in Macau for alleged lax money-laundering controls (AP通信)
(キム・ジョンイルが)核という切り札がないと困る、ということは、北朝鮮から核放棄させることができない理由にはならない。キム・ジョンイル体制を、援 助によって延命することは、犠牲者がそれだけ増えることを意味する。核兵器による脅迫によって援助を得る北朝鮮のキム・ジョンイル体制が続く限り、韓国、 そして他の国々も 軍拡競争、兵役を続けざるを得ない。
北朝鮮の現状と核問題

北朝鮮のトップの終身雇用・世襲が、すべての困難と人民への迫害をもたらすことは、いくら強調しても、強調しすぎることはない。

「戦争に勝つために」飢えに苦しむ人民を傍目に、軍事に金と人をつぎ込む北朝鮮は、思想統制下・独裁下のカルトの、その特徴をよく表している。


「日 本の『防衛白書』では、総兵力は約110万人とされている。これは、対峙している韓国軍の兵力(約67万人)と日本の自衛隊員(約24万人)の合計よりも 多い。北朝鮮の人口は約2200万人なので、国民の5%程度は軍役に就いていることになるが、そのために兵役期間が13年と非常に長く、低迷する国家経済 に与える影響は少なからぬものがある。

このように北朝鮮が経済を疲弊させてまでに巨大な兵力を保持する理由は、韓国との軍事バランスだけ では説明できず、金正日政権の維持には軍の掌握が不可欠という、政治的要因も大きい(先軍政治)。約100万人は陸軍の地上兵力となっており、残る10万 人が海軍と空軍の兵力である。他に予備役が470万人、労農赤衛隊350万人、保安部隊が19万人もおり、事実上国民皆兵といっても差し支えない。正規軍 も多くは日常的に農漁業などに従事しているため、訓練は行き届いているとはいえない。」

朝鮮人民軍
新聞の国際面(外電の翻訳)は、「誤訳」や、意図的な操作が目立つという。実際に、ニュアンスがあまりにも異なっている、と思われることは多い。日本的なセンチメンタリティーは、つまり、既得権保護、カルテルとして認識すべきである。既得権の保持者の擁護は、すなわち他の人間を(時には極端に)不利な立場に追い込む。公務員を放置することが、民間企業をつぶす結果になることと、同様である。

ことに、「皮肉」を曲解したり、あるいは誤訳したりすることは多い。日本の新聞では、皮肉は多用されないことを考慮し、アイロニーは直訳すべきではない。

Litterature -- the fine art -- is nothing without the notions and ideals behind. One can rewrite everything in another light and transform anything good into some illogical, immoral and daunting piece of garbage. It's the author of the changed text that is 'written' in the writings. When Akutagawa rewrites folk tale, it's his philosophy that will be poured into his work.
「Commission on Federal Election Reform は、電子投票システムにおいて、投票用紙のレシート(VVPAT, Voter Verifiable Paper Audit Trail)を印刷して、その一部(1%)を投票結果と照らし合わせるという方法を提案している。(が、議会に提出してはいない。)投票者がレシートを チェックしないという危険性と、手続きの煩雑さが指摘されている。レシートを印刷する方式をとっている26州のうち、約半分ほどが、投票結果とレシートと の照合することとしている。さらに、約三分の一ほどが、公式記録として保存することとしている。」
Paper Trail Urged as E-Voting Fix

土曜日, 9月 24, 2005

東アジアの停滞というのは、北鮮の住民が抹殺されようと、韓国市民が貧しかろうと、日本の外交が理解されないことがあろうと、中国が(民主化しないため に、北朝鮮に軍事援助しているために)敵視されようと、それがいったい何を意味するかなど、理解する人間さえいないことを言う。東アジアの外交は、高官レ ベルと、マスコミレベルで汚職まみれにしか見えない。

ばら撒き外交で北朝鮮を買収する必要もなければ、やる気のない報道を言い訳にする必要もない。

... and what would we know?

N. Korea tactics of brainwashing is exactly like that of a cult. The way to address Kim. The way to perform collective danses. The way they recite their bibles. More than one million exceptionally well-fed soldiers and starving farmers. The access to media -- broadcasting, books, papers, etc -- under control. The statue and the pictures of Kim are everywhere. All adds up to -- totalitarian undemocratic dictatorship.

A religious sect -- that's what N. Korea is. Refused food aids -- and inviting others to watch their 'mass-game' of 100000 of people. N. Korea must change soon, or otherwise millions of people in N. Korea will suffer -- and their weapons are their sole exports along with their drugs and their counterfeit money.

There has been so many years since N. Korea was recognized as a problem. Sanctions, UN sanctions, or at least it is necessary to put pressure on China on its trades on arms.

100ドル紙幣偽造、北朝鮮政府が関与と断定 米司法当局

国民を飢えさせるような指導者を憎むとブッシュ大統領は言った。


奥田経団連会長、訪中 極秘会談は中国の要請
実際に中国外交は「高官レベルで汚職まみれ」である。というより経団連のトップが中国への「表敬訪問」に何度も足を運ぶ状況であるとはあまりにも信じがたい。

民主化を阻んでいるのは、では、彼らでもあることになる。もちろんのことである。でなければメディアが協力するはずもない。面白い話題には事欠かない独裁・中国共産党政府である。

マイクロソフトが中国共産党政府のネットにおける検閲のためのシステム開発に協力したといって弾劾されたことがあったが、経団連が「協力」しているとすると、日本企業はまとめて弾劾されるべきということになる。

木曜日, 9月 22, 2005

ホットでクールなニュース・首相が蘆大統領と会談・ブッシュ大統領が11月に来日・ヒル国務次官補が訪朝?・そしてアメリカが核放棄に強気のニュース・ソニーが一万人削減
ITを活用する政策を打ち出すなら、ネット選挙活動解禁、書類を、まとめてダウンロードできるpdf、あるいは読みやすいHTML形式で、オンライン化してダウンロードできるようにする、提出を可能にするとかいうことを優先して欲しい。間違えても、国会に高価な投票システムなぞ優先して購入して欲しくない。投票システムなら、投票率を上げる目的で導入して欲しい。

今現在の法律によると、選挙活動は、歴史的理由によって、はがきとポスター、街宣カーに制限されている。しかも、それらの手段であれば、税金から補助金がでる。

It's up to -- the viewers -- whether 'off-the-shelf out-sourced big-company 3D-like ads' is more 'meaningful' than the creation of an individual who's just offering something -- to say freedom, freedom be ours. The technology is in our hands, inviting us to participiate, to improve it.

ネット選挙運動解禁へ
北の核放棄のニュースで、日経平均も上がったという(CNN)。核放棄すれば(朝鮮日報)韓国国債の格付けも上がるという(中央日報)。

The implication of the disarmament is such that would benefit every country including especially S. Korea whose government is most reluctant in doing anything on this matter. What of finantial disadvantage that would follow after the disintegration of Kim kingdom? There will be no more mandatory draft system, no need to put money on defense, and the stocks will go higher.

水曜日, 9月 21, 2005

「今日、世界における脅威とは、ある特定の国々が原因となり、そして国境を越えて問題となる、テロリズムであり、武器の流出であり、ウイルスであり、人身売買である。」
ライス長官国連演説より

Today, however, the greatest threats we face emerge within states and melt through their borders -- transnational threats like terrorism, and weapons proliferation, pandemic disease and trafficking in human beings. -- Condoleezza Rice

Remarks at the 60th United Nations General Assembly

火曜日, 9月 20, 2005

中国では、95%の映画、90%のソフトが、海賊版だという。30%の自動車部品が、違法に製造されたものであり、安全性が保障できないという。さらに、違法に製造した医薬品によって、数千の患者が、すでに犠牲になっているという。

The copyright challenge in China
配偶者控除は、女性の(男性の)社会進出を妨げる。配偶者控除で税金を払わない人間、払いもしない年金をがっぽり現役世代から搾り取る人間には、配偶者という言葉に含まれる、最大限の侮蔑を彼らにプレゼントしたい。サラリーマンに特権的に与えられている優遇政策は、もちろん、一部の特定の団体に向けられた優遇政策である。

小さな政府は、増税すべきではない。

年金→郵貯→公共事業による「経済効果」よりも、直接の民間への投資を活性化すべきである。

Just because fewer younger generations go out to vote, the government's pension plan is ever expanding beyond the point where they must devise some way to increase its revenue, such as raising the consumption tax -- how absurd. The amount of the pension they get is not based upon their assets. The inevitable consequence of the policy is the increase of fraud targeting pensioners. I would think each and every citizen should select his/her own pension plan not from the governmental organization but from private companies. They are now debating how to manage the money within the same framework, namely, how to alter its system run by the bureaucrats.
「平安時代までは古代」「鎌倉時代から中世、名門の一騎打ち」「室町で足軽、歩兵を多用する戦略になって、戦国時代、産業を興して給与を払える金を持っているほうが勝ち、鉄砲の数で勝敗がつく」「桃山時代で絶対王政、近世」「明治時代から近代」「終戦から現代」

中央集権的な教育は、硬直化した固定観念を植え付けるために、学問の意義である、定義を試行錯誤し、概念を作り出し、思考に重点を置くこと、をかえって妨げる。

歴史年表エディターを作ってみました &rarr TimeLine

月曜日, 9月 19, 2005

北朝鮮が核を放棄すると宣言した。あとは、核査察、そして、各メディアに対して情報を公開する必要がある。650万人が飢餓状態だという。
まるで架空のできごとのように信じられないが、実際に偏見は存在し、人々の生活を妨げている。しかし、本当にやる気のある人間もいれば、しかもそれを現実にできる人間もいる。

メルケルの率いるドイツ・CDUの連立政党が、最大多数の議席を獲得した。ドイツの議員数の30%は女性である。...Germany can do better (Deutschland kann mehr)

日曜日, 9月 18, 2005

民主主義的な選挙で選ばれた人間は、国民の声を代表している、という認識が必要である。さらに、選ばれた人間に協力する体制がなければ、民主主義は成立しない。そして、選挙を盛り上げ、政治への「信頼」を見せるのは、マスコミの役目でもある。


6カ国協議: 北朝鮮、軽水炉追加要求なぜ?

土曜日, 9月 17, 2005

木曜日, 9月 15, 2005

北朝鮮・寧辺原子炉から白煙

国 際問題が、(ようやっと)それとして認識されるようになる可能性がある。つまり、北朝鮮の問題は、60年前の日本政府ではなく、アメリカの問題は、フレ ンドシップではない、というような認識である。北朝鮮の核兵器の脅威が、紙面に画像として提示されている。対米輸入規制の問題は、交渉という形で示されね ばならない。あとは、記事が、はっきりそれとして記述するようになれば、国際問題が政治問題として議論されるようになる。
「自然」な選挙はありえない。そして、選挙対策や、マスコミ対策は、必要である。つまり、選挙対策してはならない、という論点は、理解しがたい。

水曜日, 9月 14, 2005

海外在住者に投票権を与えるならば、ネットによる選挙活動を合法化せねばならない(日本のテレビや新聞は手に入らない)。

9年越しの裁判での、違憲の判決は、「新しさ」を、いくらかなりとも感じさせるニュースであった。投票権は、権利であり、そしてその正当性が、その権利を正当に保有する人間に認められた。
メディアカルテルが、どんなに悪であるか、これほど明白なことはない。なぜと問わせないその状態で、改善策がでてくるはずもない。
郵便局では、オラクル・サーバー+レッドハット・リナックス・クライアントが使われていて不評だという。改革を遅らせているという郵政のシステムが何であるかは公表されていないが、もしもこのような類いのトラブルが原因であったり、その障害自体が政治のネタ扱いであるとすれば、かかわっているITのプロは、政治あるいは技術的にどうにかすべきである(政治のせいだと思いたい)。

つまり、必要なのはデータベースとインターフェースで、あとは、そのインタフェースが一般的なWindowsの上で走っていれば、「常識」内のシステムといえる。ところが、何を間違えたか、「ただ」にひかれたのかなんなのか、リナックスを導入し、一般的でないインタフェースに、戸惑う人が多かったということは、ほぼ予測可能な出来事であり、教育目的でなければ、どんな企業でも(特殊な目的がない限り)そんなことはしない。そして、標準的なWindowsでは、問題なくさまざまなソフト(IMEやワードプロセッサ、スプレッドシート)が存在し、マニュアル類にも困ることはない。

まさかと思ってしまったのは、霞ヶ関の役人が、大学からの延長で、リナックスなぞ使っていてそれを強制したのかということであるが、邪推である。リナックスを使うには、いくつかの条件がいる。つまり、自前で、あるいは注文でシステムとインターフェイスを作っていて、使う人間がある程度の知識を持っていて、そして研修を受けさせる余裕がある、という条件である。

月曜日, 9月 12, 2005

外交に、国内政治が反映しては、そのものを有効に活用できない。北朝鮮の核・人権・経済問題を、国内政治に利用する(利用される)ようなことがあっては、そもそも問題が解決しない。少なくとも、外交を語るときには、国際関係の論理で述べるべきである。
自民党が圧勝した。しかし、テレビでは、反対派、あるいは敵意そのものをしか報道していない。マスコミが、選挙結果を反映しない放送をすることは、いらただしいを通り越して、その透けて見える馴れ合い構造に怒りを禁じえない。あきらかに、自民党の公約が、郵政民営化が「好評」であるにもかかわらず、ひたすらそれを報じない。マスコミが政治家を利用する、という形式は、人間を駒として利用するそのやり方は、非人間的であり、象徴的でもある。彼らは、選んだのは視聴者である国民である、ということを、ついうっかり忘れている。しかし、もはやネットの時代である。

世論が、はっきりと投票結果として出ている今回の選挙で、民主主義的な選挙とその結果を提示するのでなければ、そんなマスコミは「圧力団体」のひとつに他ならない。


「私たちは、世界の現状に対処しなければなりません。しかし、世界の現状を容認する必要はありません。フランスの自由、米国の自由を築いた勇敢な人々が、世界の現状に満足していたとしたら、今私たちはどのような状況になっていたでしょうか。

 彼らは、歴史とは単に発生するものではなく、作られるものだということを知っていました。歴史は、信念と献身と勇気をもって、自らの夢を貫く男女によってつくられるのです。」(ライス長官演説より)

土曜日, 9月 10, 2005

郵政が民営化し、資金が市場に流れ、経済が上向き、商品開発が盛んになり、技術の開発が進み、雇用が増え、失業率が下がり、マスコミが解放、政治が議論されるようになり、そして普通に女性が社会で活躍する、というシナリオなしには、「郵政民営化」という言葉の持つニュアンスを表すことはできない。
北朝鮮・中国のマスコミと提携している新聞も、外務省も、北朝鮮をまともに報道しない。北朝鮮は、冗談にしてよい題材ではない。北朝鮮拉致問題で、逆に北朝鮮問題を認識させることとなったという。だからよかった、で本当は済むものではなく、さらに先を見据えて、未だに、というより、なんらかの不自然な理由によって、非民主的な北朝鮮・中国政府の肩をもちたがる、外務省のその理由を明らかにすべきである。北朝鮮では、20万人が政治犯として投獄されているという。
http://209.249.129.71/international/update/0909/006.html
強制収容所 (北朝鮮)
公開処刑

金曜日, 9月 09, 2005

政治への実感のない人間が、ネットでの選挙運動に意見している。実感のないことを表明することが、官僚の力を強めている。テレビを見るたびに、構造改革の必要性がひしひしと伝わってくる。こんなはずではなかった、どうにかしなくてはならない、これが現実であるはずはない、なにかをまちがえたのだ、という思いである。組織が腐ると、どんなにやる気のある人間がいても、足の引っ張り合いでどうにもならない。
政治と、民主主義への理解は、教育の責務である。全会一致を強制するのではなく、「国民の支持」による政治が必要である。世論の支持も得ずに援助のための予算を増やすことは、「強い監督官庁が、弱い世論をつぶす」ことに他ならない。
税率が所得に比例しない消費税を取って、さらに所得に比例しない年金に回すと、所得格差が大きくなる。
地方への財源委譲、三位一体改革は、全国知事会が強力に推進している。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt24/20050706AS1F0600Y06072005.html

そして、ここでも官が補助金による支配で、中央集権的なシステムを保持しようとする。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt24/20050326AT1F2501425032005.html

さらに、日教組・文部科学省は、国庫負担金の財源委譲を阻むことで、発想の自由を奪う、全国で均一化された教育を保持しようとする。私立のほうが、公立より もよい成績をあげていることは、彼らの方針がすくなくとも学力の低下に結びついていることを示す。その方針で特記すべきなのは、まず職業に対する教育がな されないこと、資本主義・市場原理に対する教育がなされないこと、競争を悪とする建前によって、多様な価値観における、自由参加の競争による、本当の「やる気」を与える教育が行われないことなどがあげられる。

官庁が平等を定義することはできない。平等は、虐げられている当のグループが、その弊害を訴えていくことによって確保していかね ばならない。そして、そのためには、政治が機能する必要がある。日教組・文部科学省の決めた平等とはなにか。「国語」において男性作家を強制し、女性の役割をサービスに規定し、そのサービスは、そもそも他人をほっとさせるとかいう生易しいものではない。徹底的に差別によって、サービスする人間が無となるまで、尊厳のないことが冗談になるシステムである。「社会科」において女性の政治家の活躍を描かず、女性である化学者の活躍をそれ独自のものとして語らず、男性との関連のみを強調する。さらには、英語と、英語圏で活躍する女性のイメージと重ねあわせ、反米をかもし出すことで、男性社会と日本語を国粋主義と結びつけ、日本的なるものの定義を歪曲する。

まだまだ教育程度は低い。「ある程度の知識を持ち、尊厳を要求する大人」への教育ならぬ、知識の伝え方が必要である。彼らは、税金を給料にするという意味もわかっていなければ、顧客満足度という意味もわかっていない(はずはないが)。

いかなる場合にも、学識を敵にする必要はない。それに付随する既得権を、また学識の敵として扱うべきである。 

It is hard to believe that the central government still is trying to dictate what they should teach in every schools in Japan. Not only text books, which are selected to pass their criteria, the guidelines for the curriculum are set by the bureaucrats. It seems like they still want the power over local schools -- and control their budgets. Notably, the guideline says "do not let students participate in political activities (since they disturb their progress in their studies)". This is clearly stated in local high school 'rule-book for students'.

木曜日, 9月 08, 2005

大きな政府では、減税・支出減を見込めない。

とても2005年に生きている、という実感がない。
それでも、なにかは変わる、選挙で変わる、と思いたい。

そもそも、政策政党でなかったので、「彼・彼女なら勝てる」という見込みのみが、政治家を動かしていたらしい。しかし、これだけでは完全には統制がとれないので、党内政治は、スキャンダルによる脅し、役職によるすかしだったという。

これが、主義主張による政党となり、その政策によって選挙結果が定まり、国民からの信頼が政治を動かすようになるためには、選挙民が自信を持ち、政策を論じ、投票する必要がある。ぜひ、世論は強いという姿勢を誇示し、余裕で論争(演説)などこなしながら勝って欲しい。あんなに利権の絡んだ郵貯が変わるなら、政治が機能することによって、事態が好転することが可能であるといえる。

最高裁で、女性の人権が語られることが、あまりにも少なすぎる。もっとも人権が弾圧されているのは、既得権のない女性である。女性が不愉快になるようなイメージを送りつけるのは、男性社会だからである。そのイメージによる被害は、女性の社会進出を阻み、そのことによってさらに人権が抑圧される。

女性票がとりざたされ、女性の候補者が先頭に立ち、女性を閣僚として起用する内閣の存在は、前向きな、そして外向きの希望を与える。

IT の活用が遅れているのは、ネットでの選挙に関する情報提供に制限があるなどということは、IT の専門家のせいである。情報科学科の教授が発言しないせいである。プロの技術者が黙っているせいである。問題提起が10年前で、国会の議案提出が数年前で、いまだに議論している。

水曜日, 9月 07, 2005

官が機械的に定めた、社会的・経済的平等のための援助が、いったいどのようなものでありうるか。社会保障制度が利権化しているという。手続きが煩雑なため、その代行を請け負う政治家に、「恩」ができるのだという。

なぜか現政権の功績に関する言及があまりないが、構 造改革の成果で、求人数(有効求人倍率・新規求人倍率)は上昇している。官が民間の職を奪うのでなく、補助金・税金による「やらせの仕事」ではなく、機械 的に定めた官による規制をなくすことが、経済に寄与している。失業率も減っている。選挙をひかえて、株価も上昇している。

火曜日, 9月 06, 2005

税金から国債の利払いがなされることは、すなわち金持ち優遇である。17兆円の国債の利息は、毎年税金から支払われている。国債を持つ人間への逆税である。利払いの4分の1は郵貯へ流れる。つまり、郵貯には、税金が使われている。

そ もそも「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本政府への米国政府の年次改革要望書」には、民業圧迫に関する懸念のみが記述されている。な ぜ「官報」が非難されず、官庁以外の「外部」からの提言が、反米などのだしにされるのか、といえば、官庁の圧力・抵抗勢力のせいである可能性もある。


ライス長官の演説から

「こ うした例は、人間の尊厳は個人の自由な選択によって体現される、という基本的な真実を実証するものです。 」「どの国の歴史においても、国民が、その基本的な人間性を落としめる現状を受け入れることを拒否する時が来ます。国民が、自らの人生をコントロールしよ うとする時が来ます。」「西側諸国が冷戦に勝利したのと同じ理由で、中東でも改革者と調停者が勝利を収めるでしょう。それは、最終的には、解放は抑圧より 強く、自由は圧制より強いからです。」「国際政治において新たな要因が存在するときには、必ず現状が良い方向か悪い方向かに変化する可能性があります。し かし、そのどちらかの実現が不可避ではありません。それが政策の役割です。それが外交と政治手腕と制度の役割です。」
非人間的な予算獲得形式では、経済が硬直化する。「官」が利益誘導に走れば特別予算など別口の逃げ道をひたすらつくり、しかも「官報」がそれを隠蔽する。野党の(政治的)反対論は、経済政策ではない。

金融機関における資金の流れが信用創造をもたらす。ゼロ金利によって、流動性のわなにはまっているという。個人資産は1400兆円であり、多くが年金だという。国の債務は700兆円である。

諦観が現状維持をもたらす。及び腰になるのは、伝統社会だからである。

経済観念がなく、東京発で、圧力団体を恐れる(官に影響を受けやすい)マスコミを改革すべきである。11日の選挙によって、政治が動けば、実現するのである。そして、反対野党にはそれはできない。まともなマスコミの提供する判断材料がなくては、「すごいたいへんだけどなんとかなるかもしれない」という感想しか持てない。

月曜日, 9月 05, 2005

(自民党と異なる)政策を訴えない反対野党、肥大化する政府予算を前にさらに「大きな政府」を謳う、すでにしがらみによって(郵政民営化を訴えることのできない)がんじがらめの民主党、官僚による予算拡大を止められるのは、選挙によってのみ、よりよい政治を、政策を訴える自民党に、小泉首相を信頼し、郵政の民営化の実現を、11日の選挙で改革が実現するように、応援したい。
年金を、国が経営すると、その多くが官僚に流れ、しかも無駄な投資も多い。年金は生活保障ではない。民間の年金基金(401k)を充実させるべきである。
郵政民営化となぜ書かないのか、というと、あからさまに広告料のせいかともとれる。さらに、選挙の力、勢いを示すのに、なぜためらうのか、「官報」と言われてほっといていいのか、というと、不可解だとしか言いようがない。新聞しか情報源のない人間もいる。「(民営化したら)必ず(サービスが)よくなる、しかもそれは選挙によって可能になった」というメッセージで、選挙民としての存在を意識することは、読者に希望を与え、その希望こそが、建設的な発想をもたらす。

日曜日, 9月 04, 2005

中国での抗日デモの映像を見て、いまだに中国政府のプロパガンダを非難しない発言は、理解に苦しむ。60年前の日本政府でなく、現代の中国政府を批判するほうが、少なくとも中国人にとっては意義がある、と結論付けざるを得ない。
税金の使い道に「鷹揚」であることは、すなわち他人の税金をも無駄に使わせることと同意である。国家予算は80兆円であるが、特別会計を含めるとなんとアメリカの国家予算250兆円を超える。
郵便局が民営化したら、駐車場を大きくし、営業時間を延ばし、速達のカーボンコピーを廃止し、旅行・滞在先で使える私書箱を設置し、プリントアウトサービスを提供し、切手をシールにしてほしい、といったような要望は、必ずあると思うが、新聞に載らない(自民党よりも、郵政民営化法案が優勢だと書いて欲しい)。

信仰を強制できないのと同様に、労働を強制することもできない。国民の利益になるかどうか、またどれだけ利益になるか、は、公務員・官僚が決めることのできるものではないからである。売り上げが伸びる、などのインセンティブの意味を個人が判断していかない限り、自主的な改革は行われない。サービス・製品の向上を、官僚組織内での評価で判断するべきではない。社会主義における、すべての人間が弾劾しあう社会は、停滞をしかもたらさない。

宗教論争とは、客観性のある基準がありえない出来事についての論争である。「啓蒙」することで、その「誤解」を解くことは、多くの場合に無益である。夢を抱いている人間の幻想を解くことは、それが意味のあることである、という確証がいる。しかし、「時代」の要素を強調することは、この硬直化した社会において、ある程度の意味を持つ。前時代によいとされたものは、疑いを持って検証すべきである。それが、人権侵害であったり、差別であったりすることも多い。官僚制度、それに結託した巨大な独占・外郭団体、等の要素は、現代の社会において弊害が多い。

土曜日, 9月 03, 2005

「韓国との歴史共同研究なんて、ぜんぜんだめ」「一次資料もっていっても、民族感情にあわなければ捏造」「しかも実際に資料を捏造してる」「1500年間統治したという、檀君なる統治者に、なんらかの事実の裏づけがあるとか言ってるし」「あれは、元がせめてきたとき、民族の統一のためにつくられたおとぎばなし」「一事が万事これだから」「高句麗は、中国では韓民族じゃない」「高句麗の支配層の血縁と名乗る人間が、高麗を支配しただけ」「広開土王の碑も、日本軍が作ったとかいう説が、まことしやかに語られてるだけでなくって」「歴史研究者でこれだから」「はなしになんない」

国際問題を、宗教論争にするのは、韓国でそうであるように、いわゆる「人気取り」である。そのような問題提起に、「反日運動」で盛り上がる集団にも問題があるが、最大の貿易相手国に強気の姿勢を演技することを、しかも相手国の政治闘争を利用して、その演技に抗議なしに、支持率を上げようというやり方には、度重なるデモ活動、領土問題、なおざりにされる歴史学など、弊害が多い。そして、韓国国民が話題とするのは、歴史問題に絡められた竹島領土問題である、という報道をマスコミが馴れ合って伏せているという構図は、ネットによって改善されると予測される。なぜならば、韓国のサイトにアクセスできるからである。

凱旋軍の行進は感動的なものである。人々のほっとしたような、喜びに満ちた表情は、それで真実である。クウェートにアメリカ軍がやってきたとき。パリが開放されたとき。反日デモが強烈な印象を人々に与えるのと同じように、パレードの果たす役割は大きい。しかし、それはもちろん、ドイツ軍のパレードや、ロシア軍の勝利宣言と本質的に異なったものはない。そこで、ガス室帰りの人間が晴れやかな顔をしている場合、あるいはその映像に見入る人間に「共感」を強制された場合には、そんなことで問題を解決するな、という意見しか持ちようがない。

日本人は、実は、本当は、戦争に反対していた、という神話が、いまでもある。もちろん、これは政治に信用がないことの裏返しであるが、同様に、実は、天皇は平和愛好家であった、という神話もある。問題は、そのどちらも政治的にものを語っていないことにある。天皇が実は何を考えていたか、という判断は、むしろ、神ならぬ人間は行ってはならないし、さらにその結論を導き出すことも難しい。天皇に、どれだけの政治勢力があり、何を発言し、どのような結果をもたらしたかを議論すべきである。

小泉首相がどのような立場にいて、実は何を考えていたか、ということは、やはり政治的に語るべきである。郵政法案に賛成票を投じる代わりに、退陣することを要求した議員グループがあったという。白紙委任状を要求するこのような取引には、犠牲を強いることに精神主義的な利点を見る姿勢である可能性もある。帝国日本であれ、イスラム共同体であれ、ソビエト連邦であれ、キリスト教原理主義であれ、犠牲、そして犠牲になった人間を英雄にすることは、少なくとも人道的ではない。

金曜日, 9月 02, 2005

政治家の「らしさ」は、重要なものであると同時に、政治的なものである。自由闊達なイメージは、しがらみから自由な立場を表すし、さわやかなイメージは、都市民からの支持を訴える。誰からの支持を得ているか、によって、その「らしさ」はさまざまに表現される。また、マスコミも、それに応じてイメージを作り出していく。たとえば、民主党は、支持団体の公務員のイメージである。

公務員の給与は35兆円、さらにその他手当てに5兆円がかかっている。さらに、年金など加えて、政府支出の多くを占めている。(ソース:UFJ Institute)
すべての国民が、神に祈る(天皇に感謝をささげる)義務がある、と誰かが主張したところで、個人がその必要性を認めなければ、強制できるものではない。選挙に行かなければ、圧力団体(総会屋)をやらないかぎり、権利を、政策を主張できるものではない。またそれを強制できるものでもない。しかし、どのような世論操作の結果なのか、投票者の平均年齢が58才などという統計がでている。

木曜日, 9月 01, 2005

花言葉
生意気な役人:ヒマワリ(日のさすほうに顔を向ける)
傲慢な役人:ゼニコケ(終身雇用)

もちろん、BBCの放送も偏っている。官僚主義ではなくとも、政府機関である。BBCのトップは、数千万から億の単位で稼いでいる。選挙に向けてか、アフリカや災害の、チャリティーめいた報道もけっこうある。そのような報道が、政治を語らず、体のよいワイドショーねたになっていることもある。

あるグループに、「悪い」人間が集まっているからといって、そのグループ全体の形質と定義するのは、いわゆる偏見である。明確な因果関係が示されない限り、統計的な解析によって、その結果をそのグループの特質とするのは、弊害が大きい。因果関係、というのは、税金を使っていると、チェック機能がないために、その団体の(少なくともプレゼンの)質が下がる、ということである。
これでも、Windowsのほうが、まだ生産性が高い、というのは、いわば驚きである。それは、Linuxを使っている人間の、まさに能率に言及することがまったくありえない、ということからも明らかである(笑)。欺瞞にもいろいろ種類があるが、Windowsのそれがおべっかであるのに対し、Linuxのそれは、大本営発表のスフ礼賛「涙が出る、しかし耐え忍んで欲しい」じゃなかった「君たちは、まだ敵国の製品をつかっておるのか、わが国にも誇れる製品がある」である。とにかく、コンピュータは、使う人間のためにある、という視点は、少なくともある程度盛り込むのでなければ、使いにくい。