土曜日, 7月 11, 2009

ウイグル暴動の死者184人と国営メディア、自治区内は一部報道規制も

中国のウイグル自治区における抗議デモと衝突、それに伴う武力鎮圧で、中国政府は公式メディアの英語版で死者が184人と発表したという。記事では、漢人が137人を占めるとしており、ウイグル人の被害者より多く発表しているという。中国政府は、暴動に関与したとして1434人を拘束しているという。

亡命ウイグル人組織の「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は、被害は中国政府の報道より多く、1000人から3000人が死亡した可能性があり、5000人近くが拘束されていると述べたという。

トルコのエルドアン首相は、中国政府によるデモの武力鎮圧を「一種のジェノサイド(民族大量虐殺)」と述べたという。

ウイグル暴動の死者184人と国営メディア、自治区内は一部報道規制も (2009-7-11)
【私はこうみる ウイグル暴動】張亜中・台湾大学教授 (2009-7-11)
中国:新疆・ウイグル族暴動 死者184人、新華社報道「漢民族137人」 (2009-7-11)

中国の外国人記者クラブは11日、新疆・ウイグル族自治区での取材を自由に行えるよう中国政府に要請したという。

【ウイグル暴動】中国が取材規制か 中国外国人記者クラブが声明 (2009-7-12)