木曜日, 4月 17, 2008

人権訴えた僧侶3人拘束 チベット亡命政府が発表

チベットのアムド地方のラブラン寺で、チベットの旗を振り、人権を訴えたという理由で中国政府は14~15日、チベット人を200人拘束し、3人が拘束されたままという。

中国政府は、拘束者に対し、殴打するなど虐待が知られており、水や食料を制限し、医療措置を行っていないというチベット亡命政府の発表がある。

人権訴えた僧侶3人拘束 チベット亡命政府が発表 (2008-4-17)
【動画】チベット--Labrangで僧が危険を冒して支那中共に抗議する!2008年4月9日

フランスでは、パリ市長が16日、ダライ・ラマ法王を名誉市民にする提案を行うと発表したという。ドラノエ市長は、名誉市民の称号をダライ・ラマ法王に与えることで、「平和の闘士をたたえ、チベットの住民への支援を確約する」と述べたという。ドラノエ市長は、チベットで、「住民は自らの尊厳と自由、生命を守ろうとしている」との認識を示し、チベット住民による戦いに「パリは連帯している」と強調したという。

パリ市長、ダライ・ラマを名誉市民に 中国さらに刺激 (2008-4-17)

チェコのトポラーネク首相は16日、北京五輪開会式を欠席すると発表したという。トポラーネク首相は、中国政府の共産主義体制に祝意を示すべきでない、ナチスは五輪を政治宣伝に悪用したと述べたという。これまで、イギリスのブラウン首相、ドイツのメルケル首相、チェコのクラウス大統領、ポーランドのトゥスク首相、エストニアのイルベス大統領、スロバキア、カナダのハーパー首相、チャールズ英皇太子、日本の両陛下を含む皇族、の首脳が欠席を表明し、サルコジ仏大統領、アイルランド外相は不参加を示唆しているという。

チェコ首相、チベット情勢で五輪開会式欠席表明 (2008-4-17)

米国は、中国に対しダライ・ラマ法王との対話を要請しており、ライス米国務長官は16日、中国の楊潔チ外相との電話会談で対話を再度要請したという。

ライス米国務長官:中国外相にダライ・ラマとの対話求める (2008-4-17)