月曜日, 4月 21, 2008

中国広東省:酸性雨汚染深刻、降雨量9割を占める

数千億の環境基金はどこに流れるのか。

薪を燃やして、どれだけ雨が酸性になるのか。マッチを燃やしてpHを調べるという興味深い実験を紹介するサイトがある(ケニス)。ビニールテープを燃やした場合と、マッチを燃やした場合と比較する実験が図入りでていねいに説明してある。さっそくpHを調べてみた。マッチを燃やした場合。ビニールテープと共に燃やした場合。結果は、共にpH3.2以下であった。サイトでは、マッチのみの場合にpH4、ビニールテープを燃やしてpH1と書いてある。

pH5.6以下の雨を酸性雨と定義するらしいが、環境省の発表だと、32箇所の検査でpH4未満の資料が全体の5%(2000~2002年)という。

2007年の広東省環保局の統計では、広州市ではpH3.2という酸性雨が降り、1月から5月での降雨のうち、9割が酸性雨という。中国気象局の発表では、広州での酸性雨の降雨頻度は2000年から76%、71%、85%、83%、97%という。2007年第一季では、酸性雨の降水確率は実に100%、pH3.0という酸性雨が観測されたという。

中国広東省:酸性雨汚染深刻、降雨量9割を占める (2008-7)

税金の使い道を問うことが、なぜ一部の「反発」を買うのか、理解できない。

血税の使い道を問いたい、という動機が、なぜ理解できないのか。