火曜日, 12月 04, 2007

対テロ新法案、攻防激化へ 4日実質審議入りで与野党

対テロ法案の、参議院での外交防衛委員会での審議が4日スタートした。

対テロ新法案、攻防激化へ 4日実質審議入りで与野党 (2007-12-4)
2007年12月4日 (火)外交防衛委員会

参議院の外交防衛委員会では、国会の承認のかわりに一年ごとに法律を制定するのはおかしい、国会の報告が必要とされていないのはおかしい、政府が石油の供給先が明らかにされていないのはおかしい、随意契約で商社を通して「言い値」で買うのはおかしい、700億以上をかけたテロとの戦いの成果の発表がないという野党の追及があった。民主党は反対のための反対をしているのではなく、政権交代を目指しているという発言があった。給油を行わなくとも、北朝鮮の拉致問題、核問題を含め、協力を得られるのではないかという質問に対し、給油問題をおろそかにするつもりはまったくないという福田首相の発言があった。民主党は時間伸ばししているという指摘に対し、政府の取り組みに対する問題への指摘がなされている。



パキスタンの戦艦に給油している燃料は、過剰品質という指摘があった。オフセット取引をすべきという提案があった。韓国で1800億円、英国で5500億円の実績があるという。政府による統制経済になるのでよくないという回答があった。

第162回国会 外交防衛委員会 第19号

民主党は、なぜか外交防衛委員会で物価の上がったことをグチっている。格差を理由に、増税されないよう願うばかりである。国民の目線と述べている。国民の声としては、時間かせぎはやめろ、なにがポイントなのかはっきりしろと言いたい。

なぜもっと以前に法案を提出しなかったのか、と問うているのは民主党である。民主党の抵抗で審議が遅れたという声に対し、与党の責任といいたいらしい。(それなら、今すぐ採決すべきではないか。)

「自公がつるしていた」という発言があった。

給油が滞ることで、パキスタンで40%の効率の低下があったという高村外相の発言があった。信用の失墜は計り知れないと述べている。

やはり時間かせぎをしているようにしか聞こえない。できることをして国際貢献をすべきと福田首相のコメントがあった。なぜかシビリアンコントロール、文民統制についての意見を尋ねている。国会の関与、国会の承認という答えが用意してあるらしい。「そういうはなしをしているわけではない」という福田首相の回答があった。

対案を出して欲しいという町村長官のコメントがあった。

テロ新法 派遣できるか、提出するのか 民主対案の「?」 (2007-11-19)

民主党は、国際貢献として給油するのは反対で、そのかわり「復旧活動」としてアフガン派兵は賛成だという。但し書きがついていて、派兵には国会の承認をつけるので安心だということらしい。信用を盾に「ごね得」という批判は、法案を提出しないことであいまいにしたいらしい。

場外発言は整理してくれという要請があった。

福田首相がアジア外交の重要性について述べている。ちなみに、インド洋に日本のイージス艦の存在に、中国の反対があるという。

山本一太議員から、給油を前提に、法案の修正に応じ、採決を前提にアフガンでの国際貢献について議論すべきという提案があった。

テロ国家指定に関して、訪米はあるのかという質問があった。

給油の停止が、安保理改革において、負の影響があるという指摘があった。

給油がアフガニスタン政府とパキスタン政府から評価されている、給油は費用対効果の期待できる国際貢献だという指摘があった。

サウジアラビア政府からの積極的で真摯な国際貢献という評価、インド政府からのアフガンでの国際貢献への評価があるという。

米国有力大統領候補のクリントン上院議員が、米中関係への傾倒に対する懸念への言及があった。それに対し、選挙目的であるという理解だという回答があった。

メルケル独首相、シュタインマイヤー独外相、クシュネル仏外相と、日本の給油に関する評価があるという。

サウジアラビア政府からの積極的で真摯な国際貢献という評価、インド政府からのアフガンでの国際貢献への評価があるという。

米国有力大統領候補のクリントン上院議員が、米中関係への傾倒に対する懸念への言及があった。それに対し、選挙目的であるという理解だという回答があった。

メルケル独首相、シュタインマイヤー独外相、クシュネル仏外相と、日本の給油に関する評価があるという。

サウジアラビア政府からの積極的で真摯な国際貢献という評価、インド政府からのアフガンでの国際貢献への評価があるという。

米国有力大統領候補のクリントン上院議員が、米中関係への傾倒に対する懸念への言及があった。それに対し、選挙目的であるという理解だという回答があった。

メルケル独首相、シュタインマイヤー独外相、クシュネル仏外相と、日本の給油に関する評価があるという。

アフガンでの民生支援が可能かどうかという議論があった。

テロについて、発言があった。生ける爆弾として半組織化された宗教団体に使われる一般市民の悲劇に言及したい。

山本一太議員のブログ

あとは繰り返しらしい。「早く対案を出して欲しい」という福田首相の要請があった。

会期内成立へ協力要請=新テロ法案で福田首相-参院委 (2007-12-4)

国会小幅再延長も 与党、給油新法成立へ検討 (2007-12-5)