日曜日, 9月 30, 2007

邦人記者死亡 ミャンマー弾圧憤り募る

ビルマ軍事政権の武力弾圧のさなかに殺害されたジャーナリストの長井健司さんの死因は、失血によるものだという。

至近距離から背中に一発=APF社長、長井さんの遺体と対面-「一緒に帰ろう」 (2007-9-30)

山陽新聞は社説で、ビルマの軍事政権に対し、「圧力を強める必要がある」「ミャンマーには技術協力などの支援を続けており、少なくとも軍政下での援助の在り方は再考すべき」と述べている。

邦人記者死亡 ミャンマー弾圧憤り募る (2007-9-30)

ビルマのインターネット接続は、29日も遮断されたままという。ヤンゴン在住の日本人男性は、国際電話で「『撃て、撃て』という怒鳴り声が聞こえ、逃げる市民を治安部隊が後ろから銃撃した。通りがかっただけの人もこん棒で殴られた」と憤りを伝えているという。

インターネットの接続、遮断されたまま=ミャンマー (2007-9-30)
「撃て」、響く怒声 緊迫続くヤンゴンの日本人たち (2007-9-29)

さきがけ新報は社説で「北京五輪を来年に控え、いつまで軍事独裁政権を支えるつもりなのだろう。そろそろ国際社会と歩調を合わせることを覚えるべきだ」と書いている。中国は、ビルマの軍事政権に約1600億円を軍事援助しているという。

社説:流血ミャンマー 民主化の灯は消えない (2007-9-29)
ミャンマー政権支持の中国 米国で高まる批判 (2007-9-29)

ビルマでは散発的に衝突が続き、3つの僧院では、地元の人々によって軍隊の乱入を防ぐことができたという。

More clashes in Burma (2007-9-30)