火曜日, 12月 27, 2005

「内閣支持率、59%に上昇・本社世論調査

 日本経済新聞社が23―25日に実施した世論調査で、小泉内閣の支持率は59%になり、前回の11月調査に比べて3ポイント上昇した。小泉純一郎首相が年末にかけて進めた一連の改革を「評価する」とした回答は67%にのぼり、首相が主導する改革路線への評価が支持率上昇につながった格好だ。ただ不支持率も34%と同4ポイント上昇し「支持」と「不支持」の差はほとんど変わらなかった。

 内閣支持率は安倍晋三氏を自民党幹事長に起用した直後の2003年9月調査(65%)以来の高水準。衆院解散前の7月調査では支持、不支持とも43%と拮抗(きっこう)していたが、衆院解散直後から支持が徐々に上昇し、今回は6割に迫った。

 支持する理由(複数回答)は「指導力」が53%と最も多い。首相が矢継ぎ早に進めた郵政民営化や政府系金融機関の統廃合、公務員人件費の削減など一連の改革についても「高く評価」が12%、「ある程度評価」が55%となり合計で67%が「評価する」と回答した。」
内閣支持率、59%に上昇・本社世論調査

3%の改革で、なぜ批判がないのか。歳出を削減しない限り、そのしわ寄せは消費者にかかってくる。

新年度予算案、衆院通過