土曜日, 3月 26, 2011

リビア空爆 「英米の先導する戦争」

リビア空爆。向こうでは、一般化して「英米の先導する戦争」と表現するようです。

多国籍軍ならぬ、英米の「傭兵」ではないかという批判があります。

嫌々ながら戦争に駆り出される諸外国には、米国の援助なしでは立ちゆかない政界の事情があります。

今回は、大統領選挙を2012年に控えたフランスが空爆に賛成。率先して攻撃を始めた経緯があります。米国に反対されては大統領選に絶対的に不利となる。

そこで...

「民主化運動」で足元が揺らぐカタール、UAEは、戦闘機を派遣。国内の反対より米国が怖い。

トルコは監視団を送るとし、西側の侵略によってイスラム同胞が殺されるのを見過ごすのか、という批判に対しては、EU加盟とかNATO参加が理由としています。

...

長期化するのかリビア戦争。地上軍は派遣されるのか。

アフガニスタンでは、2002年から9年の長きにわたり、戦争が続いています。

今年7月には撤退を開始。

アフガニスタンでは2010年、多国籍軍の軍事行動により2777人の市民が死亡しています。

We could be in Libya for a long time
誰かアフガニスタンで戦争が続く理由を教えてください
NATO Airstrike in Afghanistan Claims Civilians (2011-3-27)
リビア:多国籍軍の空爆で100人以上が死亡 (2011-3-26)