火曜日, 3月 22, 2011

西側のリビア爆撃が続く

多国籍軍は23日、3日連続でリビアを爆撃。

リビア軍事作戦 3日連続で多国籍軍による攻撃、首都トリポリを含む数カ所空爆か (2011-3-22)

飛行禁止区域が聞いて呆れますね。

リビア人保護とね。

「空爆は、君たちの心を破壊しているのだ」という標語が戦中にあったそうです。

ここで、国連安保理でのドミニク・ド・ヴィルパンの台詞を引用してみる。

「選択肢はまだ終わっていない」「武力の使用は人々やその地域、国際社会の安定にとって余りにも危険を伴うので、最後の手段としてのみ考えられるべきであるということ」「戦争という選択肢は、直感的に最も速そうに見えるかも知れない。しかし、戦争に勝った後、平和を構築しなければならないということを忘れないようにしよう。この点について、勘違いしないようにしよう。これは長く、困難なものとなるだろう。というのも、武力侵攻の苛酷な影響を受けた地域や国において、持続的な方法でイラクの統一を維持し、安定を回復する必要があるだろうから。」「結局、戦争というあの選択肢は、最も確実というわけではなく、最も迅速というわけでもないのではなかろうか?」「そのような干渉は、この傷ついた、壊れやすい地域の安定に予測不可能な影響を及ぼすかも知れない。それは不公平感を一層ひどくし、興奮を高め、他の紛争に道を開く危険を冒すことになるだろう。」

今度ばかりはイラクとは違う、と素面でいう米国人の記憶力と論理を疑いますね。

欧米は、脅威にもさらされていない。

空爆する勇気と口にすることとは、どのような卑怯さでありうるのか。

いったい、いつになったら戦争をやめるのか。