金曜日, 11月 12, 2010

劉氏への中国の対応、懸念表明へ 平和賞サミット議長

広島市で12~14日に開催されるノーベル平和賞受賞者世界サミットの共同議長を務めるベルトローニ前ローマ市長は9日、記者会見で、中国のノーベル平和賞受賞者で投獄されている劉暁波(Liu Xiaobo)氏について、サミットの最終宣言で劉暁波氏への中国政府の対応への懸念が必ず盛り込まれると明言したという。

中国政府は、サミットへの不参加を各国に要求するなど反発しており、中国人権民主化運動情報センターによると、兄弟らとの面会も禁じているという。劉暁波氏からの手紙はノーベル賞授与決定後、家族に1通も届いていないという。

劉暁波氏の弁護士を務める莫少平氏は9日、ロンドンへ出国しようとしたところ中国政府に阻止されたという。

台湾の台北では11日、世界各地から中国の民主活動家が出席する国際会議が始まったという。

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