火曜日, 6月 23, 2009

混乱のイラン 弾圧や検閲は疑惑強めるだけ

イランの護憲評議会は23日、大統領選挙のやり直しを拒否した。改革派を追い詰めているという批判がある。護憲評議会は、50の都市での投票率が100%を超えていたことを認め、部分的な票の数えなおしを発表している。

イランのデモ活動に対しては、世界から支援の声と、当局の武力鎮圧について非難が集中している。デモへの武力鎮圧には、オバマ米大統領、EU首脳会議、国連事務総長は憂慮を表明している。さらに、イランは報道機関を締め出し、検閲をかけているため、いっそうの批判がある。

米国下院では23日、ガソリンの輸入・生産に関わる企業への、米輸出入銀行による支援を禁じる案を発声投票で可決したという。法案の主な著者であるカーク議員(共)は、「学生たちがテヘランで殺されているとき、税金で体制の経済を援助すべきではない」と述べたという。米輸出入銀行は2007年と2008年に、インドのRelianceに対し計約9億ドルのローン保証を認可している。イランは、産油国であるにもかかわらず、約4割のガソリンを輸入する。ガソリンを輸出しているのはほかに、Vitol(スイス)、Trafigura(スイス・蘭)、Total(仏)、BP(英)、Glencore(スイス)などという。

イランで選挙の不正を訴えている市民からは、次のアフマディネジャド政権を認めないよう要請する声が出ている。

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イラン護憲評議会、大統領選挙のやり直しを拒否=国営テレビ (2009-6-23)
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混乱のイラン 弾圧や検閲は疑惑強めるだけ (2009-6-23)
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【動画】 Neda - Shot & Killed During Iranian Protests - The Angel of Iran (残酷な映像を含む映像です)

イラン政府は、デモに参加した市民・大学生を射殺している。

銃を使用していることは、映像で情報が伝わってきているのみならず、記者の証言もある。

銃の使用に関しては、直截的に非難すべきと思う。