土曜日, 6月 13, 2009

イラン大統領選-現職アフマディネジャド氏が勝利

イランでは12日、大統領選挙が行われ、現職のアフマディネジャド大統領が大差をつけて再選したという。

アフマディネジャド大統領は、米強硬路線で知られ、核開発疑惑がもたれている。

さらに、イランは、北朝鮮と弾道ミサイルやエンジン、航法装置などさまざまな分野で技術協力している疑いがもたれている。

米ミサイル防衛局のオライリー局長は11日、イランと北朝鮮の協力は「長年にわたって確認されており、これからも続く」と指摘しているという。

国連安保理では核実験を強行した北朝鮮への制裁決議1874が全会一致で採択された。核拡散を防ぐため、制裁の実効性の確保が求められている。核・ミサイルなど武器輸出を禁じる制裁決議案を実効性あるものとするためにも、中国が抵抗しているという臨検(貨物検査)に対する取り組みが求められている。

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