水曜日, 11月 21, 2007

国連総会委で対ビルマ非難決議案と、対北朝鮮人権決議案が採択

国連総会第3委員会(人権)では、対ビルマ非難決議案と、対北朝鮮人権決議案が採択されたという。

対ビルマ非難決議案では、僧侶らによる平和的デモ隊に向けて発砲したビルマの軍事政権のデモ隊への武力弾圧を「強く非難」する内容となっており、先月の安保理による「強い遺憾」を表明する議長声明に加え、軍政に対する民主化への国際的な幅広い要請を表現したものという。

対北朝鮮人権決議案では、北朝鮮で相変らず拷問や非人間的な拘禁が行われ、その他の残忍かつ非人間的、屈辱的な待遇や処罰、公開処刑、恣意的拘禁、公正な裁判の保障と独立した裁判などの手続きと法治の不在、政治的、宗教的理由による死刑執行、多くの収容所及び広範囲な強制労役が存在すると指摘し、拉致被害者の即時帰国の保証を要請しているという。

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