水曜日, 9月 08, 2010

仏大統領、年金受給開始年齢引き上げ案を堅持=声明

フランスでは7日、「年金改革」を試みる政府に対し、全土で「公務員スト」が行われたという。

主催団体の一つである労働総同盟(CGT)は、273万人が参加したと発表したという。ただし、ストは無制限ではなく24時間時限で行われているため、世論調査では状況が変わることはないという見込みが大半という。

フランスの年金システムの赤字は、合計で320億ユーロ(約3兆3900億円)に達する可能性があるという。労組は、従業員の給与と法人税を上げるべきだと主張しているという。

サルコジ仏大統領は8日、声明で年金受給開始年齢を2018年までに60歳から62歳に引き上げる方針を変更することはないと発表したという。

 → 仏大統領、年金受給開始年齢引き上げ案を堅持=声明 (2010-9-8)
 → フランスで労働組合が全国的なスト、大統領の年金改革案に抗議 (2010-9-7)
 → 仏労組、年金改革に反対して全土で抗議の24時間スト (2010-9-8)
 → 年金改革抗議デモに273万人=国民の反発浮き彫りに-仏 (2010-9-8)
 → Sarkozy offers pension concessions