水曜日, 6月 13, 2007

総連不動産売却、明け渡し阻止目的か

朝鮮総連が、朝鮮総連本部建物を緒方元検事、元公安調査庁長官に売却した問題で、売却が、「顔のきく」元検事に対する賄賂にあたる可能性があるということが問題視されている。総連本部建物は、時価総額30億円になるという。

総連は、整理回収機構から628億円の返還を求める訴訟を起こされており、売却は、訴訟に敗訴した場合の明け渡し防止を目的とするものだという。

緒方元検事、元公安調査庁長官は、総連側には売却代金は渡っていないと表明しており、したがって北朝鮮への送金に使われていないという。

朝鮮総連本部を売却、元公安庁長官社長の会社に (2007-6-12)
総連本部不動産売却、元長官が会見 (2007-6-13)
総連不動産売却、明け渡し阻止目的か (2007-6-13)

朝鮮総連本部の売却契約は、「事態が表面化」したため、資金調達が困難になり、撤回されるという。

朝鮮総連本部の売却契約撤回へ 元公安庁長官の会社、資金調達できず (2007-6-13)
差し押さえを逃れるための実態のない取引 (2007-6-14)

売却価格は35億円で、緒方元検事、元公安調査庁長官に売却した後も、総連が施設を使用を続けるという契約であったという。

東京地検、元公安調査庁長官宅を捜索 朝鮮総連ビル巡り (2007-6-14)