金曜日, 9月 01, 2006

イラン核問題 包括案回答期限

イランはウラン濃縮を強行し、IAEAは安保理の回答期限を越えたとして報告した。イランに対する協議が、来週初めにも行われるという。

イラン、ウラン濃縮再開…原料10キロ新たに注入
制裁決議案で本格協議へ イラン核で週明け以降
核問題でIAEA報告

「イランは過去18年間にわたり、IAEA(国際原子力機関)に申告せずに核開発を行ってきた。国際社会から信頼されていないことが、この問題の核心だ」「(制裁で)できることはいろいろある。しかし国によって立場が違う」「日本も国連安全保障理事会理事国としての立場がある。協議のプロセスには積極的に参加するつもりだ」(麻生外相)

イラン外務次官に濃縮活動停止促す…麻生外相
対イラン制裁、協議には積極的に参加の意向 麻生外相 

「イランの挑戦には結果をもって答えなければならない。そしてイランに核兵器の開発を許してはいけない」「挑発と引き伸ばしを重ねている」「イランは決断を下すときを迎えた」(ブッシュ大統領)

ブッシュ米大統領は演説で、イランや北朝鮮が、ハメネイや金正日という絶対権力を持つ国家の全体主義体制(ファシスト)のもと、国家社会主義の経済政策(コミュニスト)で、政治犯が投獄・拷問・処刑され、核兵器の開発でその政権を維持(ナチス)する政策を強行しているが、民主的な自由主義陣営の勝利は歴史が示している、と述べたという。

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U.S.'s Next Step for Dealing With Iran