日曜日, 4月 25, 2010

米ゴールドマン、相場下落時に利益=サブプライム問題

米ゴールドマン・サックスの首脳らは、サブプライム問題で関連商品の相場下落時に利益を得ていたとする電子メールを取り交わしていたことが明らかになったという。

米証券取引委員会(SEC)は、ゴールドマン・サックスの債務担保証券(CDO)「アバカス」について、「顧客が損をするのが分かっていて売りつけた」として提訴している。格付け機関のアナリストらが欠陥があると指摘していたという。

同社の取締役ラジャト・グプタ氏に関しては、インサイダー取引容疑があるとして検察当局が捜査を進めている。グプタ氏は、バフェット氏の50億ドル(約4700億円)の投資を、別のインサイダー取引で起訴されている他のファンドのトップに伝えていたという。グプタ氏は疑惑を否定しているものの、取締役は辞任する意向という。

同社のCEOロイド・ブランクフェイン氏らに対しては、CDO契約の監視を怠ったとして株主代表訴訟が起こされている。

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