月曜日, 7月 28, 2008

イラン、29人の死刑執行 国営テレビ報道


イランでは27日、29人を公開処刑し、死刑場に向かう死刑囚をテレビ放送で流した。もちろん、予告つきである。スカーフをかぶるイラン人は、犠牲者かあるいは公開処刑を行う人種と見るべきか。

イラン、29人の死刑執行 国営テレビ報道 (2008-7-27)

イランは、世界で中国に次いで死刑の多い残虐さで知られている。

公開処刑を見せるということは、処刑を公開していることに他ならないと思うが、ネットではイランの公開処刑の動画が出回っている。

イランでは、2007年のインフレ率が18.4%、5月のインフレ率が25.3%となるなど、市民の不満が高まっている。

産油国のイランは、ガソリンを輸入せざるを得ず、昨年6月にはガソリンを配給制にしており、暴動が発生しているという。

【動画】産油国イランでガソリンが足りない? 怒れる市民の声 (2007-7-16)

イランが、国際社会の強い反対にもかかわらずウラン濃縮を強行する姿勢には、国内事情が背景にあるという。

遠心分離機5000基以上に?=増設計画進展か-イラン大統領 (2008-7-28)

イランは先月、北朝鮮との軍事協力によって開発されたという「シャハブ3」を含む、弾道ミサイル実験を強行している。