金曜日, 1月 14, 2005

(国際人としての)教育に最適な(最悪の)フィルムのひとつに、My Japan 1945 がある。第二次大戦中の日本政府のつくった宣伝映画を、そのまま翻訳して流しているだけであるが、戦争のために個人を犠牲にして「アメリカ人の何倍も」働く日本人の、貧しく悲惨な状況を表している。「バンザイ」と叫びながら戦地に飛び込んでいく、日本兵の姿は、地獄である。
教育用ではなく、日本人向けでもない。人種的偏見を植え付けかねない作品である。