金曜日, 7月 02, 2010

オバマ米大統領、移民制度改革を表明 国境対策強化

オバマ米大統領は1日、不法移民問題について演説し、包括的な政策見直しを訴えたという。

メキシコ国境の管理を強化する一方、納税義務を果たし、犯罪歴がなく、英語を習得していることなど条件付きで不法移民に市民権を与えるという方針という。

治安面から国境の強化を要請する声は大きいものの、農場など安い労働力を求める企業の圧力がある。一方で、1100万人ともいわれる不法移民の地位向上と生活の安定は、治安面でも重要である。国土安全保障省によると、米国の不法移民は過去9年間で約3割増加したという。

オバマ米大統領、移民制度改革を表明 国境対策強化 (2010-7-1)