火曜日, 2月 16, 2010

北教組家宅捜索で政治と教職員組合の癒着構造にメス

民主党の小林千代美衆議院議員陣営の選挙違反事件を巡り、小林氏側が北海道教職員組合から裏金1000万円超を選挙費用として受け取っていたとして、札幌地検特別刑事部は15日、政治資金規正法違反容疑で北教組事務所を捜索したという。

小林氏側の選対委員長代行の連合北海道札幌地区連合会の前会長山本広和氏は今月12日、公職選挙法違反(買収約束、事前運動)罪で有罪判決を受けている。

北海道教職員組合は、組合員である教員にノルマを課し、組織的な選挙運動を展開しており、候補者ごとに計5人の教員をリストアップし、選挙戦の専従担当者に任命、集会参加やチラシ配布、電話作戦など指示し、1人につき5人の支援者獲得を目指すなどしていたという。自民党議員からは、「教員の政治的中立性を損なう行為で、勤務時間中の選挙活動となれば、職務専念義務違反になる恐れがある」という指摘があったという。

北海道教組から民主・小林議員側へ1000万円超の裏金か 札幌地検が捜査 (1/2ページ) (2010-2-16)
小林議員側に北教組裏金?…地検が捜査 (2010-2-16)
北教組家宅捜索で政治と教職員組合の癒着構造にメス (1/2ページ) (2010-2-16)