水曜日, 1月 13, 2010

小沢氏関係先を一斉捜索=陸山会、石川議員事務所など-土地取引問題・東京地検

小沢民主党幹事長が参考人聴取を拒否しているため、東京地検特捜部は13日、小沢氏の個人事務所や鹿島建設、石川知裕議員の議員会館事務所など関連団体を強制捜査したという。

鹿島は、胆沢ダム本体工事を落札し、小沢氏側に裏献金を渡したとされる水谷建設が下請けに入っていたという。

小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入に充てられた4億円は、ゼネコンからの裏献金が含まれる可能性があるという。

特捜部は13日、石川議員を再聴取したという。

小沢氏の公設第一秘書、大久保隆規被告の第2公判が13日、東京地裁で行われたという。西松建設の巨額献金事件で、西松建設の元総務部長の証人尋問が行われ、部長は「2000年ころに大久保秘書が小沢氏側への献金の窓口になった」「西松本社で大久保秘書と会い、前年分の献金実績を基に、小沢氏側のどの団体にいくら献金するかを調整していた」と証言したという。検察側の冒頭陳述によると、大久保被告は遅くとも02年ごろから、元部長に対し、ダミーとされる2つの政治団体名義を含め、年間1500万円の献金を依頼していたという。

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