日曜日, 8月 17, 2008

米大統領がグルジア情勢で声明、露に停戦合意順守を要求

ロシアとグルジアは、フランスのサルコジ大統領が仲介した和平案に署名したという。しかし、ロシア軍はトビリシの西35キロのカスリにまで迫っているという。ブッシュ米大統領は16日、停戦合意に関して希望が持てると述べると同時に、ロシアに対し、停戦合意を順守し、グルジアから軍部隊を撤退させるよう要請したという。

米大統領がグルジア情勢で声明、露に停戦合意順守を要求 (2008-8-17)
露大統領が和平原則署名 ラブロフ外相は「早期撤退せず」 (2008-8-17)
Moscow's troops continue to operate deep inside the Caucasus republic (2008-8-17)

ロシア軍は16日、グルジア中部のグラカリ村で、主要鉄道の橋を爆破したという。

「ロシア軍が鉄橋破壊」とグルジア非難 (2008-8-16)

「ロシア軍が四輪駆動車で来て、爆発物2箱分を仕掛け、兵士が約100メートル離れたと思ったら爆発した」という。

住民、ロシア軍に恐怖感 中部など占拠、鉄道爆破か (2008-8-17)

グルジア政府は国際司法裁判所に、ロシアが南オセチアとアブハジアで民族浄化を行っているとして提訴するという。

「迫害停止」申し立て 国際司法裁にグルジア (2008-8-15)

ロシア軍はグルジアで、捕虜に暴行しており、グルジア人の捕虜には殴られたあとがあるという。さらに、現地では、手足を切られたり、目をえぐられたりしている死体が発見されているという。日本語のAFP通信は報じていないが、トビリシからの報告という。

Russia signs ceasefire deal, troops still roam Georgia (2008-8-17)

外務省は15日、グルジアに100万ドルの緊急人道援助を行うと発表したという。高村外相は、避難民が救済されることを望むと述べ、停戦合意を順守するよう情勢を注視していくと述べたという。

グルジアに100万ドル緊急人道支援 外務省 (2008-8-17)

ブッシュ米大統領は15日、ロシアの軍事行動を「自由世界にとって全く受け入れることができない」と強く非難している。

「第2次大戦前夜を連想」、グルジア紛争を警戒する旧ソ連諸国 (2008-8-16)
【動画】 緊張続くグルジア、記者襲う銃弾 (2008-8-15)
米国務長官がロシアを批判 「時代錯誤」 (2008-8-14)

EU議長国フランスのサルコジ大統領は、ロシアとグルジアが合意した停戦の条件には、南オセチア以外のグルジアの都市への駐留はないとして、ロシア軍の撤退を要請したという。

調停役の仏 ロシアに撤退促す (2008-8-17)

フランスのクシュネル外相は、近くグルジアとロシアを訪問するという。

米下院では、ロシアが開催予定のソチで行われる冬季五輪の開催地変更を要請する決議案を提出するという。

米議員がソチ冬季五輪の開催地変更を要求 (2008-8-17)

sakartvelo
グルジアは、グルジア語でサカルトヴェロ(sakartvelo, საქართველო)

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