水曜日, 3月 07, 2007

北朝鮮は最も抑圧的と非難 米人権報告、拉致にも言及

2006年の年次米人権報告では、北朝鮮の人権問題に関し、拉致問題が明記されたという。中国に関しては、人権状況が悪化したと批判している。

北朝鮮は最も抑圧的と非難 米人権報告、拉致にも言及 (2007-3-7)
中国の人権状況が悪化=米国務省 (2007-3-7)

政府は、日朝の作業部会において、拉致問題の解決に向け、早期に具体的な対応を取るよう北朝鮮側に要求する構えだという。

北朝鮮の出方注視 日本側、拉致進展迫る (2007-3-7)

拉致被害者家族会代表の横田さんらは、北朝鮮へ拉致解決を迫るよう政府に要請している。
「北朝鮮に対して拉致を解決すれば(日本も北朝鮮も)状況が好転するときちんと伝えるべきだ」「進展かどうか判断するのは日本。北朝鮮は『解決済み』としているが、『再調査する』と約束するだけでは(政府は)進展と見なさない、としている」(横田滋さん)
「北朝鮮が再調査を約束しても、過去何回も同じことを繰り返しており、時間稼ぎにすぎない。今回は一切ごめんこうむりたい」「(再調査などの)小さなことでなく、大きく何かが変わるようにさせないと。政府は米国の力も借りながら『こんな理不尽なことはない』と米国以上に強く言っていただきたい」(横田早紀江さん)

大きな変化『北』へ要求を 横田夫妻に聞く (2007-3-7)
「めぐみ-引き裂かれた家族の三十年」 (2007-3-8)
拉致被害者家族、北朝鮮を強く非難・日朝作業部会終了 (2007-3-9)
「怒りでいっぱい」=北朝鮮の対応批判-拉致家族 (2007-3-9)
「テロ支援国」独自指定を 家族会など政府に要請へ (2007-3-11)
家族会と救う会国際世論に訴え活動 (2007-3-12)

米政府は「この(拉致の)問題を提起し、解決を求める日本をわれわれは全面的に支持する」と述べているという。

米「全面的に日本支持」 日朝作業部会の拉致問題 (2007-3-9)

政府は、拉致問題に関して注意を喚起するため、テレビで「家族を、人生を、奪い去った、北朝鮮による拉致。すべての拉致被害者を、日本は必ず取り戻す」というメッセージを掲示するという。

拉致問題でテレビ広告 15日から全国の民放で (2007-3-9)