火曜日, 2月 06, 2007

ネパール、インド系住民マドヘシによる抗議運動で少なくとも27人死亡

ネパールでは先月1月19日に自治と議席拡大を求めるインド系住民マドヘシによる暴動があり、その時点から少なくとも18人のデモ参加者と警察官1人が死亡しているという。4日には警察官がデモ隊に発砲し、少なくとも3人が死亡、数人が負傷したという。デモはネパール南部で行われ、カトマンズ100キロ南マランガワでは、2人が死亡、西側に位置するビルグンジでは1人が射殺された。

ネパール政府はデモ活動家に対し、対話を呼びかけているが、デモを主導したMPRFは、クリシュナ・シタウラ内務大臣と発砲命令を下した警察官の辞任を求めているという。

暴動のため、インドから輸入しているガソリンが不足し、自動車1台あたり5リットル、バイクには2リットルという制限がもうけられているという。

Fuel shortage hits Nepal's capital as crisis worsens in south Nepal (2007-2-5)