火曜日, 4月 05, 2011

リビア 外交的駆け引きが活発化

仏英米軍が「人道目的」で空爆を開始し、油田の取り合いの様相を見せていたリビア。

体制派・反体制派がどの石油産出拠点を占拠したのかでニュースはもちきり。

このところガソリン価格が上昇し、多少下火になりつつあります。

石油安定供給のための戦争、ってのはないですよね。

多国籍軍は、誤爆による13人の死亡を認めていますが、米メディアでは黙殺されつつあるようです。

一方で外交駆け引きも活発に行われつつあります。

リビアのオベイディ外務次官はギリシャ、マルタ、トルコを訪問し、仲介を要請。

カダフィ大佐の特使は先週、ロンドンを訪問し、英政府関係者と協議。

ロシアは29日の会談に参加していないようです。


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リビア:特使、ギリシャに調停を要請 マルタ、トルコも訪問へ (2011-4-4)
 → リビア:特使がアテネ入り 仲介要請の可能性 (2011-4-4)