土曜日, 2月 12, 2011

エジプト大統領辞任、軍が権力掌握 米は歓迎の意向

退陣要求デモの続くエジプトで、スレイマン副大統領は11日、ムバラク大統領が辞任したと発表したという。

エジプト大統領辞任、軍が権力掌握 米は歓迎の意向 (2011-2-12)

スイス外務相は11日、ムバラク大統領の資産をすべて凍結したと発表したという。

“大統領の資産”凍結と発表 (2011-2-12)

一億総火の玉というのを思い出した。中央集権・専制国家のつけである。かならず勝つと散っていった軍人。敵は悪魔だと教えられ、さらには自決にまで思いつめた市民。無責任な政府と皇室。今の米国市民がそれにあたる。アシュトンEU外相は、我々は民主化への闘いを知っていると述べた。

ここまで比較的平和に政権転覆となったのは、確実に今の政権の功績と言える。オバマ米大統領は、これは始まりに過ぎないと述べた。新政権がエジプトおよび国際社会の要求を満たすものとなるかどうか、バンキムン国連総長はこれからの推移を見守っていかねばならないと述べ、透明で秩序立った、平和的な政権移行を呼びかけた。