火曜日, 10月 05, 2010

日中首脳が尖閣事件後、初の会談 ハイレベル協議で合意

アジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席した菅直人首相は4日、温家宝・中国首相と約25分間会談し、「今の状況では好ましくないということで、戦略的互恵関係を進展させることを確認」したという。

日中間の懸案となっている尖閣諸島周辺での中国漁船衝突問題については、首相はフランスのサルコジ大統領とEUのファンロンパイ大統領、バローゾ欧州委員長との会談で理解を得たとしている。

衝突問題では、逮捕した中国人船長を処分留保のまま釈放したことについて、世論調査で「適切ではなかった」とする回答が読売新聞で72%、毎日新聞で74%、産経新聞では70.5%という結果が出ている。

内閣支持率が急落 中国人船長釈放が「失点」 (2010-10-4)
菅首相、仏大統領やEU首脳と会談 尖閣衝突事件で対応説明  (2010-10-5)
日中首脳が尖閣事件後、初の会談 ハイレベル協議で合意 首相「尖閣は固有の領土」 廊下のイスで25分 (2010-10-5)