日曜日, 10月 17, 2010

オバマ米大統領 ボストンでパトリック知事に応援演説

パトリック・米マサチューセッツ知事

オバマ米大統領は16日、パトリック知事の応援のためボストン入りし、演説で知事への支持を訴えた。

デヴァル・パトリック知事は演説で、経済の早期回復、教育の重視、クリーン・エネルギーへの投資、ES細胞研究への投資、失業対策など実績を訴え、マサチューセッツ州で米国初の洋上風力発電所を誇りに思うと述べた。

オバマ米大統領は応援演説で、パトリック知事から「リーダーとして感銘を受けた」「刺激されることが多い」と述べ、知事への支持を強調した。大統領は、共和党は後ろ向きだと非難、同党が教育や医療、クリーン・エネルギー分野を軽視していると述べ、将来への投資のため、同分野への投資で国際的競争に勝つべきだと述べた。大統領はさらに、経済危機をもたらした同党の政治に「逆戻り」すべきではないと述べた。

米初の洋上風力発電施設建設へ、コッド岬沖リース契約署名-内務長官 (2010-10-6)

演説するオバマ米大統領


演説で現状を伝える技術というのがこれほどまで巧みであるということはちょっとした驚きです.

言葉が武器のように使われ、聴衆を動かしていく。

聴く方の知識レベルと相まって政治レベルの高さを思わせます。

同州の中国への現状認識が弱いことには軽い絶望を覚えますが、きちんと主張をしていくことで対応すべきと思います。