日曜日, 9月 28, 2008

小泉元首相の発言要旨

小泉元首相は27日、講演会で演説し、引退を表明したという。

小泉元首相の発言要旨 (2008-9-27)

【官から民へ」「構造改革」「郵政民営化」「情報公開」「規制緩和」を訴えた小泉元首相の功績は正当に評価すべきと思う。何の理由であれ、次の選挙に出ないということそのものが、自民党の、国の、そして有権者にとってまさにマイナスである。「政治など興味を持たないほうが身のためだ」という圧力をはねのけることができるのは、「どうしようもない強い圧力」を知り抜いた人間にしかできない。どのような形であれ、活躍して欲しいと思う。

TV各局 水面下で小泉元首相争奪戦!? (2008-9-27)

「小泉元首相がいなくなった」と思うと悲しい。

「悲しさ」というのは、常に重くのしかかる、感情の重しのようなもので、羽ばたこうという思いを、どうしようもない疲労感が押さえつける。小泉元首相は、シベリウスが好きだったという。しかし、フィンランドはロシアの支配下に入った。あれほど自由を歌い上げ、輝かしい誇りを分け与え、フィンランドはいまもそこにあるが、「抗って死ぬか、あきらめて隷属するか」の選択は個人が行うものである。何かを主張するのに疲れたということは、往々にしてあるものである。近くにいる人間を説得するほうがたやすいと限ったことではない。キリストは故郷で迫害されたという。

大臣任命の「玉突き現象」があったという。これがいかにばかげたことであるか。いったい法務省と総務省の業務のどこに共通点があるのか。まず、そんな弱い大臣で予算の折衝ができるのか。追い落とされた事務次官の腹いせで、辞任劇が続くなどという状態で、天下り法人へのばらまきを抑えられるのか。

「うちは1人か」森氏不満 検証・新内閣 (2008-9-24)

経産省、太陽光発電住宅に補助 機器購入に1世帯20万円 (2008-9-28)