水曜日, 10月 24, 2007

デンマークの年金保険会社ATP、ビルマ関連の株を売却、スイスと南アでビルマ製品のボイコット運動

ビルマでは、軍事政権による市民や僧侶、野党党員とその家族に対する逮捕、拘束、拷問、殺害が続いているという。

デンマークの年金保険会社ATPは、ビルマ関連の株を売却すると発表した。ATPは、仏トタルへの投資935クローナー(1.77億ドル)を売却するという。トタルは、ビルマ石油やビルマ国営企業に利害を共有するという。

スイスでは、ビルマ産の水産品をボイコットする運動が広まっており、貿易企業側は商品をビルマに送り返したという。南アフリカの消費者は、ビルマ産の衣料品をボイコットしているという。

環境団体は、中国にカチン州のダムの建設を中止するよう求めている。ダムの建設によって、環境が破壊され、住民1万人が強制移住されるという。電力は中国に販売されるという。ダムはカチン州の州都ミッチナーに近く、ダムの安全性が疑問視されている。

BNN日本語ヘッドライン~きょうのビルマのニュース
DPA via www.eux.tv: Danish pension scheme sells assets linked to Myanmar Oil (2007-10-23)
Irrawaddy: Burmese products rejected by Swiss, S. African Buyers - Violet Cho (2007-10-23)
Agence France Presse: Environmental group appeals to China to stop Myanmar dam project (2007-10-23)