ビルマでの平和的デモ行進をビデオカメラで撮影中に、ビルマ軍事政権の兵士に射殺された長井さんの遺体の司法解剖が行われ、死因は肝臓損傷の失血死、背後から、そして数十センチの近距離からの銃撃によるものという。
福田首相は、参院本会議で「ミャンマーへの経済協力を、さらに絞り込むことを検討している」と述べ、衆議院の代表質問で「邦人が亡くなったのは誠に遺憾。政府としてミャンマー政府に抗議し、真相究明を求めている。民主化や人権の状況には強い懸念を有している。経済支援をさらに絞り込むことも検討している」と回答している。
ビルマでは、僧院が相次いで閉鎖され、軍事政権は2000人以上を拘束しているという。
金曜日には、安保理でビルマに派遣されたガンバリ国連特使がビルマ情勢の報告を行うという。
→ 長井さん死因は肝臓損傷の失血死 (2007-10-5)
→ 銃撃、近距離の可能性 長井さんの遺体を解剖 傷周辺やけどあと? (2007-10-5)
→ 死体検案時における射創の検査
→ 衆院代表質問の詳報 (2007-10-5)
→ 『経済協力絞り込む』 参院本会議 対ミャンマーで首相 (2007-10-5)
→ 僧院の閉鎖、相次ぐ=僧侶は次々に帰郷-ミャンマー (2007-10-5)
→ ミャンマー軍事政権、デモ取り締まりで1週間で2000人以上を拘束 (2007-10-5)
→ UN Security Council to meet on Burma (2007-10-5)