水曜日, 10月 03, 2007

対ミャンマー支援削減を検討=高村外相、邦人死亡事件の解明要求-政府

政府は、ビルマに対する支援の削減を検討すると発表し、長井さん死亡・銃撃事件の解明とビデオカメラの返却、拘束された民衆の解放を要求していくという。ビルマへの援助は、06年度実績で無償資金協力約13億円、技術協力約17億円、人材育成奨学計画への07年度実施分は約4億円にもなるという。

参議院会館では、議員と秘書代理40人が緊急集会に参加、在日ビルマ人、人権団体、日本人僧侶らがビルマへのODAを停止するよう要請したという。「もう時間がない。この先もっと多くの坊さんが殺されるだろう。ホロコーストのように」(コ・テさん)「国連の今後の動きしだいでは、再びハンストに入ることも考えている」(ビルマ民主化行動グループ議長のタン・スゥエさん)

京都仏教会は、ビルマ政府に対し、抗議声明を発表している。

米下院では、ビルマ政府への決議案が採択された。決議案では、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんらの即時・無条件の解放、中国に対し、ミャンマーへの(軍事)援助停止と、国連安保理での拒否権行使回避を要求しているという。ラントス下院外交委員長は、ASEANにビルマの加盟資格停止を請求した。

対ミャンマー支援削減を検討=高村外相、邦人死亡事件の解明要求-政府 (2007-10-3)
政府 ミャンマー軍事政権による反政府デモへの武力弾圧を受け、同国への無償資金協力や技術協力などの援助を削減する方針を固める (2007-10-3)
「ミャンマーへのODA停止を」市民団体が要望 (2007-10-3)
「憤りと悲しみ平和的解決を」京都仏教会、抗議声明 (2007-10-3)
ミャンマー非難決議を採択=米議会 (2007-10-3)
FACTBOX: Sanctions against military-ruled Burma (2007-10-3)

中国のCCTVのニュースでは、ビルマをまったく扱っていなかった。トップニュースが北京オリンピック関連である。オリンピックで、いったい何を訴えたいのか理解ができない。

Call for Burma boycott (2007-10-3)
Critics Call for Olympic Boycott Over Burma (2007-10-2)
"When China was awarded the 2008 Olympics it was with the hope and expectation that the country would open up to the world and address human rights issues. However China hasn't kept up its side of the contract,"