国連のピネイロ特別報告官は、ビルマ軍政のデモ弾圧によって、僧侶30-40人、市民50-70人が殺害されたと発表した。軍事政権は、映像ジャーナリストの長井さんを含め、10人の死亡のみを公式発表している。ピネイロ特別報告官は、軍政の発表は「実際の数字を少なく見積もっている」と述べ、公式発表の10倍の犠牲者が報告されていると報告している。
ビルマのモン州モーラミャインでは、僧侶がさらに200人拘束されたという情報があるという。
オーストラリアは、ビルマ軍関係者418人への金融制裁を発表した。
ビルマの軍事政権は、1990年の選挙で大勝したNLD党のアウン・サン・スー・チー党首を、24日で12年間拘束した計算になるという。12カ国の中国大使館前では、抗議デモが開催され、スー・チー氏の解放を訴えたという。
税金から拠出されるビルマへのODAは、軍事政権によって、中国の武器に使われる可能性があることを指摘したい。
AVAAZ.ORGでの署名活動では、80万件弱の署名が集められたという。
→ ミャンマーのデモ弾圧死者、公式発表の10倍か・国連担当官が報告 (2007-10-25)
→ Independent Mon News Agency: Moulmein residents worried about monks (2007-10-25)
→ 豪、ミャンマーへの経済制裁追加 (2007-10-24)
→ BNN日本語ヘッドライン~きょうのビルマのニュース
→ スー・チーさん解放へ世界各地で抗議 (2007-10-25)
→ Irrawaddy: Chinese embassies targeted by “Free Burma” demonstrations - Violet Cho (2007-10-24)
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