火曜日, 10月 16, 2007

対ミャンマー制裁を強化=EU外相理で合意


欧州連合(EU)は、長井さんを含め平和的なデモ隊に向けて発砲、いまだに市民、僧侶、NLD党員を拘束、監禁、殺害しているビルマの軍事政権に対し、軍政当局者へのビザの発行禁止や、チークなどの木材や、ひすいなどの宝石類の輸入を禁じる追加制裁を採択した。

政府は「人材開発センター」なるビルマ軍政への5億5200万円の資金援助を中止すると発表している。

NLDのアウン・サン・スー・チー党首は、ビルマ軍事政権に、政治犯を無条件で即刻解放し、拘束している市民や学生、僧侶への拷問をやめるよう要請した。ビルマ軍事政権は、数千人を拘束し、暴力を加えているという。

国連のガンバリ特使は、政治犯の解放と、赤十字の職員を受け入れるよう軍事政権側に要請している。

ブッシュ米大統領は、ビルマの軍事政権に対し、国際社会が圧力をかけるべきだと述べたという。上院からはビルマ軍事政権当局者の海外資産の凍結に、EUが参加するよう要請があるという。

対ミャンマー制裁を強化=EU外相理で合意 (2007-10-16)
EU、ミャンマー軍政への制裁強化 (2007-10-16)
日本政府、ミャンマーの人材センター建設への資金援助を中止 (2007-10-16)
International Pressure on Myanmar Junta to Release Political Prisoners (2007-10-15)
World should step up pressure on Myanmar: US (2007-10-15)
Red Cross 'Deeply Worried' About Fate of Those Arrested in Burma (2007-10-16)