水曜日, 10月 10, 2007

ミャンマー・デモ弾圧、非難から「遺憾」に=米欧、週内採択へ妥協-安保理声明案

国連安保理で議論されている、平和的デモにミャンマー軍事政権が発砲し、今もなお市民や僧侶を拘束していることを非難する議長声明案について、中国が強硬にごねているという。国連安保理では、対ビルマ軍事政権非難決議案を「非難」から「強い遺憾」に変更した修正案が9日に配布され、10日には再度協議されるという。

政府には、「ビルマ軍事政権への政府援助があるために、軍事政権を非難できていない」という認識がないという指摘がある。ヤダナ油田の利権は、新日本石油と政府が共同で保有するという。

NLDと軍事政権との対話「どうか私たちを殺さないでください」

ミャンマー・デモ弾圧、非難から「遺憾」に=米欧、週内採択へ妥協-安保理声明案 (2007-10-10)

「丸腰のデモ参加者に無差別発砲したり、カメラを持った外国人ジャーナリストを狙い撃ちしたりしたような今回の治安部隊の行動は残虐極まりない。軍政の許せない暴挙だ。日本政府は、長井さん銃撃の状況を徹底究明し、軍政に断固抗議しなければならない」(河北新報)

長井さんが遺した「緊迫映像」 「ここで起こっていることを外に伝えてほしい」(2007-10-10)
武力弾圧許せぬ暴挙 (2007-10-9)

ドイツ政府はビルマ軍事政権を非難、弾圧が続けばEUの制裁に直面すると警告したという。

ビルマの民主化, 結局軍靴に踏みにじられるのか (2007-10-10)