金曜日, 8月 14, 2009

安保理が「深刻な懸念」 スー・チーさん判決で声明

ビルマ(ミャンマー)の軍事政権が、アウン・サン・スー・チーさんの自宅軟禁の期間を延長したことに対し、国連安保理は13日、報道向け声明で「判決に深刻な懸念を表明する」と発表したという。

安保理では議長声明の発表を模索したものの、中国などの反対により報道向け声明に変更されたという。

中国は、ビルマの軍事政権に武器を輸出しており、F-7戦闘機12機、PLA-2A短距離空対空ミサイル40基、PLA-2B短距離空対空ミサイル40基、K-8航空機12機などの輸出が判明しているという。

EUは13日、判決を「重大な人権侵害」として、スー・チーさんを裁いた裁判に関係した裁判官、警察官のEU加盟国への入国禁止と資産凍結を承認したという。

安保理が「深刻な懸念」 スー・チーさん判決で声明 (2009-8-14)
人権侵害国に武器を輸出する中国
スー・チーさん有罪でEUがミャンマー制裁強化 (2009-8-14)
EU strengthens Myanmar sanctions over Suu Kyi trial (2009-8-13)
UN Security Council calls on Myanmar to release Suu Kyi (2009-8-13)