日曜日, 2月 15, 2009

難民申請倍増、最多の1599人に ミャンマーが6割

軍事政権下のビルマ(ミャンマー)のイスラム系少数民族、ロヒンギャ族の避難民がインドネシアに漂着するケースが相次いでいるという。軍事政権は、ロヒンギャ族に国籍を与えておらず、迫害しているという。日本には、群馬県を中心に約100人以上のロヒンギャ族が生活しているという。インドネシア政府は今月のASEAN首脳会議などで、ビルマ、タイと協議するという。

日本におけるビルマの軍事政権からの難民申請は、08年度で979人で過去最多という。

日本で08年度に難民として認定されたのは総計57人で、人道上の配慮から360人の在留が認められたという。申請者のうち、生活支援として日額1500円、家賃補助で月額最高4万円が支給され、年度末までの支出総額は1億5000万円になるという。

07年中に審査を終えたケースでは、審査に平均で約1年8ヶ月もかけていたという。

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