中国の温家宝首相と韓国の李明博大統領は28日、ソウルで会談したという。
会談は予定を1時間以上オーバーして行われたという。
韓国青瓦台(大統領府)は、温家宝首相が客観的な調査結果に基づき、「誰も擁護しない(不會包庇任何人)」と述べたと明らかにした。
両首脳は、代表取材で北朝鮮への言及を避けているという。
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政府は北朝鮮に対する追加制裁として、送金の報告義務の対象額を下げると発表した。参議院本会議では、貨物検査特別措置法が可決されたという。
→ 政府、対北追加制裁を決定 貨物検査特措法も成立 (1/2ページ) (2010-5-28)
→ 制裁効果に期待 対北送金規制強化で岡田外相 (2010-5-28)
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国連軍司令部の特別調査チーム(SIT)は、韓国側の軍民合同調査団による調査結果についての検証を終え、停戦協定違反事項を確認したという。
→ 哨戒艦沈没:「米国には韓国防衛の意志がある」 (2010-5-28)
明日の日中韓首脳会談が行われる。温家宝首相からさらに踏み込んだ発言を聞きたいと思う。国際社会に意味があるとするなら、協力というものが可能でありうるのか、これから共にやっていけるのか。心強い発言を期待したい。