タイでは17日、タクシン元首相派と治安部隊との衝突が続き、これまで少なくとも37人が死亡したという。
13日に頭部を撃たれたカティヤ陸軍少将は、17日に死亡した。カティヤ少将は、抗議デモ隊を指揮していたとされる。カティヤ少将は、ニューヨークタイムズ紙とのインタビューのさなかに狙撃兵によって撃たれたものという。
デモを主導する「反独裁民主統一戦線(UDD)」幹部は、国連介入による交渉を提案したものの、同国政府はこれを拒否したという。
16日には、約400人の僧侶らが終結し、祈りをささげたという。
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