ギリシアのパパンドレウ首相らとトルコのエルドアン首相らは14日、アテネで閣僚級会合を行い、地域の安全や経済で協力していくことで一致したという。
両国は共に軍縮することで合意し、共同会見では「エーゲ海を平和の海にしたい」(エルドアン首相)、「両国には協力と理解を探る義務と必要があり、それによって完全な関係正常化を実現できる」(パパンドレウ首相)と述べたという。
トルコ側は訪問を「革命的」(ダウトオール外相)と位置づけている。
両国は、観光客誘致やエネルギー確保、運輸など21項目について協定を交わすという。
→ トルコ首相がギリシャ訪問 経済協力で関係改善も (2010-5-14)
→ 財政危機で緊張緩和 トルコ首相がギリシャ訪問 (2010-5-15)
→ 信頼醸成で合意=ギリシャ・トルコ首脳会談 (2010-5-15)
→ トルコ、財政危機のギリシャに“助け舟” 両首脳が会談 (2010-5-15)