月曜日, 9月 12, 2005

自民党が圧勝した。しかし、テレビでは、反対派、あるいは敵意そのものをしか報道していない。マスコミが、選挙結果を反映しない放送をすることは、いらただしいを通り越して、その透けて見える馴れ合い構造に怒りを禁じえない。あきらかに、自民党の公約が、郵政民営化が「好評」であるにもかかわらず、ひたすらそれを報じない。マスコミが政治家を利用する、という形式は、人間を駒として利用するそのやり方は、非人間的であり、象徴的でもある。彼らは、選んだのは視聴者である国民である、ということを、ついうっかり忘れている。しかし、もはやネットの時代である。

世論が、はっきりと投票結果として出ている今回の選挙で、民主主義的な選挙とその結果を提示するのでなければ、そんなマスコミは「圧力団体」のひとつに他ならない。


「私たちは、世界の現状に対処しなければなりません。しかし、世界の現状を容認する必要はありません。フランスの自由、米国の自由を築いた勇敢な人々が、世界の現状に満足していたとしたら、今私たちはどのような状況になっていたでしょうか。

 彼らは、歴史とは単に発生するものではなく、作られるものだということを知っていました。歴史は、信念と献身と勇気をもって、自らの夢を貫く男女によってつくられるのです。」(ライス長官演説より)