長野で26日、聖火リレーが始まり、チベットの旗を掲げた日本人が、中国人の集団と小競り合いになったという。
→ 【動画】長野聖火リレースタート地点の異常な光景
→ 北京五輪、長野聖火リレーがスタート (2008-4-26)
25日には、聖火リレーへの抗議デモが行われたという。
→ 【動画】長野聖火リレースタート地点の異常な光景
善光寺では26日、チベット弾圧の犠牲者の追悼法要が開かれたという。
→ 善光寺で追悼法要 (2008-4-26)
→ 聖火リレー:チベット暴動の犠牲者を善光寺で追悼 (2008-4-26)
→ チベット騒乱犠牲者悼む 善光寺で市民団体ら法要 (2008-4-26)
「レンタル群集」として、チャーターされたバスで動員された中国人学生らは、小さな日本の旗と大きな中国の旗を配布され、チベットの旗を排除するよう団体行動しているという。
中国人学生らに日本の旗を配る理由は、日本人を騙るためという。両方の旗を振っていれば、外国メディアには、区別がつかない、チベット弾圧を忘れているように見えるということらしい。もちろん、日本の旗を振ると言明している中国人学生もいる。
警察官らは、チベットの旗を持つ日本人ではなく、日中の旗を与えられた中国人を警備している、というショッキングな対応を見せているという。
→ 【動画】交差点で規制があり、中国旗は通過していきますが、 チベット旗は制止 (2008-4-26)
→ 「聖火リレー応援」の中国人元留学生が現地ドキュメント (2008-4-26)
→ 【Video】長野聖火リレー Nagano Torch Relay (2008-4-26)
来日した国境なき記者団のメナール事務局長は、善光寺の仁王門前で座り込みの抗議を行い、「中国政府はチベットを弾圧している。チベット人の人権が守られることを望む」と述べたという。
→ 聖火リレー:「国境なき記者団」事務局長、門前で座り込み (2008-4-26)
広島では原爆ドーム前で26日、僧侶らや市民グループが座り込みで抗議を行い、「中国政府は弾圧をすぐにやめるべきだ」と訴えたという。
→ 聖火リレーに合わせ原爆ドーム前でも抗議集会 広島 (2008-4-26)