スペインのサパテロ首相の閣僚名簿が12日までに発表され、そのうち女性の閣僚が9人、男性が8人という。
→ Women dominate Spanish cabinet (2008-4-12)
「首相を入れて数えると、半々」(CNN)になるという。しかし、財務相、国務相、外相、法相など主要閣僚は男性が占めており、副首相と防衛相が女性である。
→ Spanish PM takes oath, forms cabinet (2008-4-12)
日本のメディアではあまり取り上げられていないようである。
→ スペイン国防相に女性のチャコン氏 (2008-4-13)
読売も朝日も日経も「完全スルー」らしい。
反発が強くてもこまる、という計算か。
あるいは記者に3%しか女性がいないからか。
英語のコメントには、サパテロ首相が新内閣を「誇りに思う」という表現はおかしい、という指摘があった。
人口の半分を占める女性に、有用な人材を開発できるスペインが誇らしいとすべきである。