金曜日, 9月 21, 2007

北朝鮮の核拡散に懸念=「兵器放棄と同様に重要」-米大統領

ブッシュ米大統領は、北朝鮮の核拡散に懸念を表明したという。北朝鮮は、シリアに核技術を提供したという疑いがもたれている。

北朝鮮の核拡散に懸念=「兵器放棄と同様に重要」-米大統領 (2007-9-21)

シリアでは、化学兵器をイランと共同開発した疑いがもたれている。今年7月26日にはマスタードガスを搭載した短距離弾道ミサイル「スカッドC」の燃焼実験中に爆発事故を起こし、VX、サリンやマスタードガスが拡散、シリア軍関係者15人とイラン人技術者数十人が死亡したという。イランはシリアに2年以上にわたって5つの施設の建設に関わっているという。北朝鮮は、1994年にスカッドCをシリアに輸出している。

『シリア・イランが化学兵器』 英軍事誌報道 ミサイル実験で事故も (2007-9-21)
シリアで化学兵器実験中に爆発、イラン人技術者ら死亡 (2007-9-21)
シリア化学兵器開発にイランが協力=7月の爆発事故で判明―英軍事専門誌 (2007-9-21)
短距離弾道ミサイル「火星」(SS-1スカッド)
テポドン2号はイランの協力で開発、専門家報告書 (2006-8-3)
イスラエル部隊が北の核物質をシリアから持ち出す=空爆前に-英紙 (2007-9-23)

イランに関して、サルコジ仏大統領は、「イランは核兵器を手に入れようと企てている」と断言、「容認できない」と強調したという。

「イランは核兵器入手企て」=戦争でなく制裁強化を-仏大統領 (2007-9-21)
米仏、イラン制裁強化で一致・外相会談 (2007-9-22)
米欧がイランに独自「有志制裁」の準備…米紙報道 (2007-9-22)