安部首相は、今日、辞任する意向を表明し、予定されていた衆議院での各党の代表質問は中止された。
→ 安倍首相、辞任を表明 (2007-9-12)
首相は、記者会見で「本日、総理大臣の職を辞するべきと決意した。7月29日の参議院選挙の結果はたいへん厳しかったが、その結果を受けて、改革を止めてはならない、戦後レジームからの脱却を止めてはならないという決意で全力で取り組んできた。テロとの戦いを継続するため、インド洋での海上自衛隊の給油活動を中断するわけにはいかない。そのためにはあらゆる努力をしなければならないとして、本日、民主党の小沢代表に党首会談を申し入れたが、残念ながら断られた。今後、テロとの戦いを継続させるためには、むしろ局面を転換しなければならない。新たな総理大臣の下で、テロとの戦いの継続を目指すべきだと判断した」と述べ、辞意を表明した理由を説明したという。
→ 安倍首相 辞意を表明 (2007-9-12)
昨日辞意を表明した安部首相は、今日慶応病院へ入院したという。
→ 安倍首相、慶応病院に入院 (2007-9-13)
安部首相の辞任に関し、拉致被害者の家族会は拉致問題への影響を心配するというコメントを出している。北朝鮮に関しては、あらたにシリアへの核協力の疑惑が持たれているほか、国連協会世界連盟は資金洗浄、偽造、密売などにより、年間約570億から1140億円の収益をあげているという推算を発表している。
→ 「拉致問題への影響心配」首相辞意で家族会 (2007-9-12)
→ 北朝鮮とシリア、核協力の疑惑=施設の衛星写真も-米紙 (2007-9-13)
→ 「北朝鮮、資金洗浄・偽造・密売などで巨額の収益」(2007-9-12)
→ 「米国よ、もう北朝鮮に譲歩するな」 (2007-9-13)
→ 重油支援に28億円拠出へ 対北朝鮮、米が予算化 (2007-9-13)
自民党は政治の空白を防ぐため、近く総裁選を行うという。党員による投票や、小泉前総理の再登板を求める声が「党内の若手」から挙がっているという。小泉前首相には、総裁選挙出馬に必要な推薦がすでに集まっている。小泉首相で解散総選挙を戦いたいという切実な声は、小泉内閣で構造改革を願う経済界の声と、政治に夢と希望と信頼を願う国民の声と、同様に強いと考えられる。小泉首相時代の確実な進歩への評価と、方向性、政治姿勢、政治手法への信頼と、小泉前首相の再登板を求める自民党議員らは、出馬を促す署名活動の拡大の方針という。知らなくてはならないことをもっとも効果的な方法でニュースとし、理解しなくてはならないことを知性と感性をもって理解させ、解決として無理なくもっとも合理的な解決案を提示し、判断しなければならないことに信頼と人間というものに対する謙虚さを持って決して世論を軽視しない小泉前首相の再登板に期待したい。
→ 若手からは小泉前総理の再登板を求める声
→ 「小泉前首相の再登板を実現する有志の会」を結成 (2007-9-12)
→ 小泉前総理の再登板を求める声が相次ぎ (2007-9-12)
→ 小泉純一郎前首相に再登板を求める署名 (2007-9-12)
→ 小泉前首相に再登板打診=中堅若手に待望論 (2007-9-12)
→ 出馬を促す署名活動拡大の方針を確認 (2007-9-13)
→ 【動画】小泉再登板求める会結成 (2007-9-13)
→ 13日夕に総裁選出馬を要請 (2007-9-13)
→ 自民党が“先祖返り”することを警戒 (2007-9-13)
→ 小泉氏擁立へ署名集め 棚橋、佐藤ゆかり議員 (2007-9-13)
→ 「危機を突破していくために、小泉前首相に何としてもご登場いただくということで、署名活動をしていかなければならない」 (2007-9-13)
派閥の推薦によるしがらみでなく、投票によって総裁を決める動きも、自民党内にあるという。
→ 自民都連が総裁選予備選 石原会長「開かれた選挙を」
小泉前首相の飯島秘書は、辞表を提出したという。
→ 小泉前首相の飯島秘書が辞表提出、総裁選不出馬に不満か (2007-9-14)